明るく、楽しく、元気よく
約2週間振りにみんなで顔を合わせました。
総務の優ちゃんだけが出勤できなかったので、スマホをスピーカーにして繋いで、全員で新年の挨拶を交わしてワーワーキャーキャーと賑やかな朝。
「君の会社は親睦会や部活動みたいな仲良しこよしで緊張感が足りてない。世の中にはいろんな人間がいるのだから、簡単に人を信じたり、距離を縮めてはいけない。ビジネスには線引きが大切なんだ」と先輩経営者さんからかなり厳しめに注意とご指摘をいただいた去年。
きっとこれはしごく真っ当なアドバイスで、有り難く感謝して聞かなければならないのに、素直に受け取れないのは、私が未熟なんだと自分なりに頑張ってみたけれど・・・
途中でふと「何を言ってるんだろう?昭和や平成は終わって、今はもう令和なのに。会社とはこうあるべきだみたいなものだって、変わってもいいじゃないか」と我に返った。
スタッフが仲良くて楽しそうで、一体、何が悪いんだろう?
そんな時に最も尊敬する経営者さんが、八方塞がりで苦しくなっていた私に、たくさんのアドバイスをくださった。
すごく地道で、すごくシンプルで、真理に則ったアドバイスばかりで、感動すると同時に自分のあまりにもできなさ加減に、恥ずかしかったり、情けなくなったり、落ち込みそうになったのだけど、最後の最後に「明るく楽しく元気よく」と言ってくださって、ハッとした。
そうだ、それなら得意だ・・・
それだけは誰にもどこにも負けてない。
私たちにだって悩みも不安もあるし、辛いことがゼロなわけじゃない。
でも、大変なことも楽しめる才能や笑いに変えられるセンスだって、今までの努力や強さの賜物なんだ。
考えなきゃいけないことも、やらなきゃいけないことも、乗り越えなきゃいけないことも、もちろんたくさんあるけれど、だからこそ彼女たちの精神的安心感が守られることは何より大切なことなんだ。
顔色を伺わなきゃいけない人がいたり、常に周りの空気を読まなきゃいけなかったり、萎縮してしまうような人間関係じゃなくて・・・
安心して発言できる、相談できる、挑戦できる、失敗できる・・・
そういう環境を作りたいと思うことは、そんなに悪いことじゃないハズだ。
働く人が伸び伸びと仕事できなかったら、アイディアや意見を出せなかったら、お客様にもいい商品やサービスをお届けし続けるのはのは難しいと私は思う。
だって、誰かが怯えたり、泣きながら、歯を食いしばって作ったものをお客様は本当に買いたいだろうか、ずっと買い続けたいだろうか、大切な人に贈りたいだろうか・・・
だから「明るく、楽しく、元気よく」
そして、仲良く・・・
今年もみんなでおいしい紅茶を届けたい。
写真は、仕事始めの今日、お昼休憩にみんなでラーメン食べに来たところ。(2枚目は年末の優ちゃん労いランチの時の写真)