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【イベントレポート】#JBUG 徳島「Backlogの活用事例を共有し合おう!」

こんにちは!ヌーラボのマコリーヌこと、藤本です。

Backlogのユーザーコミュニティ「JBUG」とCacooのユーザーコミュニティ「Cacoo Connect」のコミュニティマーケティングマネージャーを務めています。

2024年9月28日に徳島県でBacklogユーザーイベント「JBUG」が開催されました。当日の様子は、Twitterまとめ(togetter)からもご覧いただけます。

⭐️JBUG徳島のツイートまとめはこちら⭐️

本ブログでは、イベントの様子やセッション内容をお届けします。
JBUGに興味がある方や今回参加できなかった方の参考になれば幸いです。

「#JBUG」について

JBUG(Japan Backlog User Group)は、プロジェクト・タスク管理ツールBacklogのユーザーコミュニティです。

JBUGでは、Backlogを活用した効果的な仕事の進め方やタスク管理、チームのコミュニケーションに関する課題や悩みについて語り合い、解決のヒントやノウハウを学び合う場となっています。

ユーザーの事例を通じてプロダクトの知識を深めるだけでなく、ユーザー同士の交流や共通理解を促進することを目的として、全国各地でオフラインイベントを開催しています。

公式ウェブサイトでは、イベントの最新情報や日々の活動の様子を紹介していますので、ぜひご覧ください!

オープニング&自己紹介

JBUG徳島のオープニングは、テイラーワークスの辰濱さんが司会を担当してスタート。今回、徳島ではJBUG初開催ということもあり、参加者の8割が初参加。そこで、皆さんに自己紹介をしていただき、和やかな雰囲気で始まりました。

ILUのBacklogは大丈夫?

最初にご登壇いただいたのは、株式会社言語理解研究所の樫地さんです。樫地さんは、Backlog導入前の課題から導入初期、拡大フェーズ、さらに導入効果や導入後の運用における課題とその対策についてお話しされました。

導入前に抱えていた課題は、「情報共有の非効率性」と「運用コストの増加」でした。

2016年にBacklogを初めて導入した際には、顧客との情報共有の効率化を目的としていましたが、結果として「情報共有の一元化」と「運用コストの削減」という大きな成果を得ることができました。

さらに、業務の効率化を図るため、2021年からは以下の領域でも活用範囲を広げています。

  • PM会議報告資料の一元化

  • 営業活動報告

  • 事務手続き(契約書・見積書稟議)

ILUでのBacklog運用に関する詳細な課題と対策については、以下のリンクからご覧ください!

活用事例3選(工数管理・PJ全体)

次にご登壇いただいたのは、株式会社HIROKAの山口さんです。山口さんは2008年頃にBacklogと出会い、その後、2014年頃からはCacooもご利用いただいているとのことです。

HIROKAでは、課題の共有や解決に向けた進捗管理、稼働時間に応じた費用の精算など、工数管理を目的に「ドリパス」サイトのサポートでBacklogを活用しています。

また、企業内システムの保守開発においては、ユーザー情報システム部とHIROKAの間でBacklogを使って課題管理や、月をまたぐ工数管理を行っています。

特に、カスタム属性を利用することで、月をまたぐ課題も集計できるようになり、月別の稼働状況が把握しやすくなるといったメリットを感じていただいています。

テクニカルサポートを支える Backlog

続いて登壇いただいたのは、株式会社テーラーワークスの辰濱さんです。辰濱さんは、Google Debelopers Groups 四国のオーガナイザーも務めておられます。

辰濱さんとは、今年5月に開催されたCLS高知で初めてお会いし、「徳島でもJBUGを開催しましょう!」という話がきっかけで、今回の開催に至りました。

今回の登壇では、テクニカルサポート業務におけるSaaSプロダクトの問い合わせ対応でのBacklog活用事例についてお話しいただきました。

Backlog導入前は、担当者の割り当てや期日の設定、やり取りの記録などに不便さを感じていたそうです。しかし、Backlog導入後は、担当者や期限、カテゴリーなどを自動で設定できるようになり、テクニカルサポートのワークフローが大幅に効率化されたとのことです。

辰濱さんの資料より

辰濱さんの発表の詳細は、以下のリンクからご覧ください!

電脳交通の成功を支える!Backlog活用の極意

最後に登壇いただいたのは、株式会社電脳交通の井上さんです。

電脳交通さんには、今年5月に開催されたJBUG高知でもご登壇いただきました。その際、「徳島でも開催したいですね!」とお話ししていたので、今回実現できてとても嬉しいです!

電脳交通でのBacklog活用の極意として、井上さんから以下の二つを紹介いただきました。

  • 他部署からの依頼は口頭禁止 – すべてBacklogの課題から依頼

  • ドキュメントはWikiに集約 – 情報を一元化して管理

小さな依頼はどうしてもチャットツールなどで行ってしまいがちですが、Backlogの社内浸透が徹底されている様子が伺えました。

まとめ

Backlog導入初期の成果から運用におけるポイント、保守開発での課題・工数管理、テクサポ業務でのBacklog活用事例などなど、盛り沢山の会となりました!

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

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