化学プラントオペレーターは夜勤で何をしているか?
24時間稼働している装置を運転している化学プラントオペレーターは、夜勤で何をしているのか?
気になる人もいると思うので、解説してみる。
夜勤での作業が少ない職場
比較的装置が安定していて、夜勤での作業が少ない(作業時間がある程度決まっている)職場は、1時間程度の勉強会をやっていることが多い。
勉強会の詳細な内容は、その班の班長(シフトリーダー)が決める。
若手の場合には、一人前になる際に担当ポジションのことをどれだけ理解しているかの試験がある。その試験前になると班員みんなの前で自分の知識を発表する。
例えば、ホワイトボードに装置の概要を書き、班員の前で説明⇒質問責めに合う、といった風に。
口調が強い人もいるので、そのような場が苦手な人にとってはなかなか辛い時間だ。
私もずいぶん苦しめられた思い出がある。
他には、トラブル想定訓練などもやったりする。
これは、装置にトラブルが発生したことを想定して、実際にどういう対処をしなければならないのかを予行演習するというものである。
主に机上で行うが、実際に現場に出て模擬操作も行ったりする。
夜勤でも忙しい職場
装置が安定していない、もしくは昼夜関係なく作業がある職場は夜勤でも昼間と同じ作業を行う。
そのような職場ではシフトメンバーで交代しながら休憩を取ったりするが、それでも朝方になると眠くて仕方ない。
しかし、だからといってミスする訳にはいかないので、無理やりフェーズ(集中力)を高める必要がある。