研究開発という仕事
僕は昨年、10年以上在籍した製造職を離れ、研究開発の職に就いた。
現在の仕事について、製造現場との違い、良いところを書いてみる。
研究開発の仕事は、まだ世に出ていない製品を生み出す世界である。
仕事において、「ここはこうなんじゃないか」といった議論の場や、経験者でもよくわからない現象が結構ある。
決められたモノではなく、より良いモノを探究していくという意味では、前職よりやりがいを持って働ける。
あと土地柄なのか、穏やかな人が多い。
大人しい人も割といて、良い意味で研究者っぽい。
前職では何人かいた、大声で怒鳴ったりする人間は皆無だ。
何でこんなにも違うんだろうか?
少し考えてみたが、結論は「余裕」があるかないかだった。
前職では常に危険と隣り合わせだったし(今も危ないが)、プラント全体が老朽化している中で補修予算も限られていて、気持ちに余裕がない人が多かったように思う。
しかし研究開発の世界では助成金なるものもあって、予算的にも余裕があり扱う装置は頻繁にアップデートされていく。
ここが違いを生んでいるポイントなのかなと感じる。
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