留学前の渡航前準備
こんにちは!MACOです🫶
2回目のnoteでは「ドイツに渡航する前に日本でやる必要な手続き」について話していきたいと思います。
まずドイツで話されている言語はドイツ語です!街中、市役所、銀行、外国人局でさえ英語が通じないというのがざらにあります。
またドイツは担当者によって対応が変わり、大体の事が "人によります"。この事を頭に入れておいてほしいです。
1. ドイツ語の勉強
B2レベル以上のドイツ語が話せたら1番いいです。それにプラス英語も話せると困難なことはほぼないでしょうし、自力で解決できるでしょう。
え?ドイツ語?全然わかんない、、、。
私がそうですが、そんな人も多数だと思います。残念ながらドイツ語含め言語はすぐに上達しません。
丸暗記でもいいです。
空港や街中の標識、注文、食品などの日常で使う、もしくは必要な単語やフレーズは覚えてドイツに来ることをおすすめします。
後の生活が楽になるのはもちろんのこと、毎回スーパーで翻訳アプリ使うのは大変ですし奥の方になると電波も届きません。
また、その方が生活する上でドイツ語力も上達すると思います。
おすすめはDuolingo、Nico's Weg、YoutubeやNetflix/Amazon prime!!
Duolingoはスマホアプリで、ゲーム感覚で楽しく言語を勉強できるので机に向かってガリガリコツコツが苦手な方へ。
Nico's WegはA1からB1?までを網羅している無料の学習サイト。動画と共に文法とリスニングを鍛えられます。A1だけでも結構な量なので根気強くやる必要はありますが友達によるとしっかりとやればドイツ語が最初のドイツ語クラスがB1からスタートできるみたいです。ちなみに私は全然していません。
YouTube/Netflix/Amazon primeは、動画を見ながら実際に使われているドイツ語に触れることができます。ドイツ語に限りませんが、シャドーイングに活用、またはエンタメとして楽しみながら学べます。普段からこれらで動画を見るのが好きな方はぜひドイツ語音声のドラマや映画を探してみて下さい。おすすめ作品は言えるほど視聴していないのでごめんなさい。
2. 住む場所の確保
ドイツに住む場合、2週間以内に住民登録をする必要がありますが、住居によって家主から許されていない場合があったり又貸しがOKだったりとややこしいです。また大都市圏は家賃も高いし、需要に対しての供給が少ないため争奪戦です。遅くても3ヶ月前には探して、オファーを送りまくらないと見つからないみたいです。
私は交換留学のため、学生寮のwaiting listに登録し、運良く前期に留学していた方から部屋を譲り受けました。その為、私は住居探しで苦労はしなかったのですが、たとえ交換留学生であっても部屋が授業開始時になっても見つかっておらず、苦労し、大変な思いをしている友達がいました。なので軽く考えず、半年前、1年前だとしても動き出していってほしいです。
ドイツでの主流は日本と違ってシェアハウス(WG)です。一人暮らしタイプは家賃が高くなり、見つかりづらいので冬学期スタートの方はオファーが来たらラッキー程度に思っておきましょう。
学生寮の場合ですが、家具付きの部屋には机・椅子・クローゼット・棚・ベッドの骨組みとマットレスのみがついています。カーテンや寝具、調理器具はないものと思っておいてください。
住居の見つけ方
・学生寮
行く先の地域+Studierendenwerkで検索→登録(留学生だと証明できると優先してもらえる)
・WG-Gesuchtというアプリ
・留学中の先輩に連絡を取って紹介してもらう
・ケルン大学の場合、大学の学生や教職員が投稿できる住居に特化した掲示板
・日本人掲示板(日本人と同居する可能性大ですが住居決まらないより断然マシです)
どうしても見つからない場合、家具付きは指定した方が良いですが、値段設定と場所は妥協して下さい。そうでないと住民登録はできませんし、ましてや滞在許可証の申請すらできず不法滞在となってしまいます。
3. 閉鎖口座(Sperrkonto)の開設
閉鎖口座とはドイツに留学する場合、滞在月分のお金を前もって口座に入れておき、毎月決まった額が紐づけた口座に入ってくるシステムです。主にExpatrioで開設し、ユーロで預け入れます。これがあることで入国審査であったり、滞在許可証の発行をしてもらえたりと日本人がドイツに留学するのに必要な手続きです。
例えば、10ヶ月滞在する場合は、€934✖️10=€9340(2024年3月時点)が必要となります。
自分がどれだけ必要かはExpatrioのサイトで計算してみてください。
これは日本にいる間からできる準備ですので、時間があるときに開設してください。
プランはバリュープランがおすすめです。閉鎖口座の開設と共に日本人留学生が加入必須な公的保険(TK)にも同時に入れちゃうので、手っ取り早いと思います。
一つ注意として、ドイツで普通口座を開設しない限り閉鎖口座のお金は使えません。ドイツに到着したらアクティベートと普通口座の紐付けをすぐに行ってください。普通口座として以前はN26が有名でしたが、2023年からパスポートだけでは開設できなくなったのでドイツに到着してから滞在許可証を申請する方は使えません。
そのため私含め周りの留学生はWISE、Sparkasse、Revolutに紐づけています。Sparkasseの場合、街中の至る所にATMや銀行があるので何か困ったら対面で相談できます。またSparkasseアプリ内で送金を行えるのでPaypayみたいな気軽さで使えます。
4. VISAの取得
住む場所にもよりますが、渡航3ヶ月前の時点で住居が決まっている場合は、日本でVISA申請してください。特にデュッセルドルフ、移民の多い地区に住む方でヨーロッパを旅行しまくろうと考えている方には強くおすすめします。取得できるのは半年までだとしても、VISAを持っている状態から更新と一から申請し発行してもらうのでは時間と楽さが違います。
VISAは入国に必要なもの(日本人は90日間観光ビザで入国・滞在可)、滞在許可証はドイツで90日以上滞在する方が申請しないといけないものです。
5. 交換留学の場合: 現地校への出願
これは各大学によると思います。
10月開始の場合遅くても5月中には出願手続きのメールが届くと思います。早くに出願完了すれば、入学許可証も早く手に入れることができるのでそれをWERKにメールしたり、WGを探す際に自分の自己紹介と共に添付すると対応してもらいやすくなるでしょう^_^
ケルン大学の場合、DaFコースをいつ受けるのか(プレセメスターのみorプレセメスターと通常のセメスター)を出願の際に選ばないといけません。ここでの選択がのちに響き、後からやっぱり通常のセメスターでもDaFコースを受けたいとなっても変更がききません。
また学部の選択も1学期間のみの留学ではCGSPしか選択することができず、2学期間の場合は初めから学部選択ができるようです。CGSPと学部の両方に所属もできるのでぜひ検討してみてください。
WiSoは英語開講科目が多く、ERASMUS生も多数おり、welcome weekも唯一充実しているため想像しているような留学生活を送ることができます。そしてPhilFakはドイツ語開講授業が多く、English studiesくらいが主な英語で履修可能な専攻です。
どのような授業があるのか気になる方は先輩学生に問い合わせる等してみて下さい。