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ファーストデートの思い出

甘い思い出

小学生、よくある「好き」な女の子との思い出が、今となってはほんわかとしていて、とても学校に行く楽しみでした。

それだけで、同じ空間で勉強して、ちらちらみているだけでもよかった。

 当時は、「自慢は好きではないですが」僕は成績も良く、運動神経もとてもよかったのですが、積極的ではなかったのと、「好き」ではあったものの、一緒に遊んだり、時に付き合う?ような関係は、微塵も考えてはいませんでしたので、自分からアプローチということはなかったのですが、何故か、何かにつけてペアになったり、グループの中に入ったりしていました。
その女の子も、僕に積極的に話しかけたりいたずらしに来たりするようになって、僕のことを好きということが確実になりました。

 何故か、天の邪鬼な僕は相手が僕のことを「好き」だとわかると、一気に冷める性格でした。当時6年生でしたが、5年生の頃も、みんなが認める一番可愛い女の子から、手作りのプレゼントをもらい、中には「好きです」とありました。

僕も前から「好き」だったのですが、好きでいてくれたんだと思ってたのだけれど、次の日は何も思わずに学校に行き忘れていました。
僕は、お礼も、気持ちも伝えられずに終わりました。
今となっては時が戻り謝り気持ちを伝えたかったです。
彼女はドキドキしながら待っていたと思うので無神経なやつですね。

そんな小学生時代は、女の子には手も触れず好きなままで終わり、一気に中学、高校と恋愛は全く無く、記憶もありません。

働いてからも、男しかいない場所でした。
出会いは突然始まります。
まずはネットで何かのビジネスをしていました。
顧客の女性の方からの問い合わせから始まります。

何通かやり取りして、お互いに楽しくメールしていましたが、その頃に個人対個人になって、仲良くなっていました。

その頃に、肋骨を骨折し、何もできない状況になりましたが、彼女は心配し体に良い食べ物や、動かなくても楽しめるパズルの雑誌が入っていて、とても優しい人だと、かなりその方に好意を持ち始めました。

それから数ヶ月もメールが届き、かなり親密なメールのやり取りが続いていたので、お互いに会いたい気持ちが出てきました。

それでも、距離は数百キロ。どんなに頑張っても、車で3時間~4時間かかる距離です。そんな話をしている時に、ある一通の手紙が届きました。なんと、5万円分のカードでした。その金額に驚きました。とても信頼してくれると思い、ありがたく使わせてもらいドキドキしながら向かいました。

彼女に会いました・・・。メールがたくさんやり取りしていたので、イメージなどではなく、「メールのまんま」の彼女でした。

その1日、たくさんの所を回りました。とても楽しかったのを覚えておりますが、緊張しているのか、その日は手も繋がずにお互いに、幸せのまま別れました。

そして、今度は彼女を迎えに行きこちらが案内するというパターンになりましたが、ある場所で突風が吹き、彼女がよろけた所に手を差し伸べた所、手と手が触れ合い。そのまま離れなくなりました。一気に心も体「手」も急接近し、1日ずっと手を繋いでいました。

そうか・・・これが「デート」なんだ。と。
とても、心地良かった。心が穏やかになり幸せに包まれていました。

夜になり遅いから泊まって言ってと僕はいいました。
そして、電気を消し。。。

眠れない。彼女も眠れなく近くで、手を握っているが一緒のベッドにはいない。一緒のベットに入るまでかなり時間を要した。

結局朝までは、手を握り合ったまま。
一睡もできないまま、彼女を自宅に送り彼女の部屋にしばらくいましたが、次の日は仕事。帰らければいけないが、彼女が泣きながら手を離さない。

また来るから・・・と、別れました。
これからのショッキングな出来事が、僕を奈落の底に落とされることになる。

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