ていねいな喫煙
大変おひさしぶりです。こんばんは。はじめまして。
こんなことをやっている場合じゃないのですが、息抜きに。
私は喫煙者です。紙タバコユーザーです。
ヘビーってわけでもなく、3日で1箱ぐらいのペースで吸います。
ないならないでそれでも過ごせます。
実家ではベランダでしか吸えないので帰省したときは辞めるぐらいです。
比較的海に近いせいか、風が強く吸い心地が悪いし、
母親にあーだこーだ言われるので
人に嫌われてまで吸いたいとは思わないです。
そんな具合なので、
喫煙者テンプレですが値上げしたらやめるかなと思っていたが
知らぬ間に値上げしていました。
値上げに気づいたのでこのこと書こうと思いました。
何が好きって言われると正直よくわからない。
吸ったところで「うまい!」「元気出た!」ともならないから、
身体を満たしてくれるわけではない気がする。
おそらく精神に良い。
ここで吸ってる、このシチュエーションで吸ってるという
このタバコを吸って過ごす時間が良いんだと思う。
例えると、
◉打ち合わせや仕事以外、何をすると理由もないのにカフェに行き、
コーヒーを飲む時間
◉目的地もないのに歩く時間、散歩
◉湯船に浸かっている時間
と似てると思います。別に日常になくてもいいもの。
忙しい時ならしないこと。
タバコを吸うのは何の意味もなく、目的もない。
何の特にもならないけどこの時間が良い。
これらをタバコだったら600円で20回も楽しめる。
そう考えればなかなか経済的。
しかも、1回あたり5分でいい。
散歩や風呂を満足いくまでと思ったら、5分じゃ足らない。
私はカフェも散歩も風呂も好きだけど、手軽に済ませたい。
ビールを安く済ませたい時に第3のビールを選ぶみたいな感覚で
カフェ散歩風呂を短時間で済ませたいからタバコを選ぶようなこと。
タバコは吸える場所があるだけでありがたいのだが、
特に最高の時間になる、究極のタバコがあると思う。
先に述べたように、風が強く、副流煙が自分に向かってくる風向きだと
副流煙も鼻から吸ってしまい、まずい。
基本的に副流煙は欲しない。
でも、外を歩いていたりしてタバコの煙の匂いがすると、
いい香りとは感じないが、思うことはある。
実家やおばあちゃん家に行ってその家の匂いがするみたいな
覚えてる匂いを嗅いだ時の感覚。
BBQや花火、ストーブ、パチンコ屋、映画館、病院、温水プール、旅館などなど。
良し悪しは人それぞれあると思いますが、
私はこの覚えてる匂いを嗅ぐのが好きで、タバコもそれ。
タバコを吸う時間を快適に最強にする場所を紹介します。
紹介というか私が良いと思う場所を勝手に説明するだけ。
究極のタバコはまず、副流煙を吸ってしまわない環境が良い。
確実なのが
◉換気扇下
副流煙が確実に流れていくので、吸ってしまう心配がなく、
不味くないタバコを吸えます。
自宅キッチンの換気扇下が一番いいです。
特に、好きな番組を見ている時のCM中に吸いに行く時。
効率よく時間を使っている感が良い。
あと、入ると壁についた換気扇のスイッチがオンになる
2人ぐらいしか入れない喫煙所。
入り口に透明なテーブルクロスでできたのれんがかかってるやつ。
換気扇の方を向けば全部煙がそっちにいく。吸引力◎
時々行く仕事先がこのタイプで、たまにしか行かない場所なので、
微妙に面識ある人に会いたくなく、その人たちがいない時間、
いない階数の喫煙所に行く。
限られた時にしか行けないからこそ、吸えた時の喜びが大きい。
環境がいいなら外の方が良い。風向きがよければ。
寒さと暑さもちょうどよければ。
特に冷たい空気で吸うタバコが良い。
◉スキー場
冬の屋外はいいのだが、寒いのが欠点。寒さを我慢はマイナスポイント。
でも、スキー場は普段いる場所より寒いのに、
ずっと屋外にいて慣れるのと、運動しているので体が温まり
寒さを感じない。ブルブル震えたりしない。
天気が良くて、風邪も弱く、澄んだ空気で吸うタバコは格別。
スキー直後、運動して少し疲れた後のタバコも至福ですが、
ご飯食べた後とかも良いです。
スキー場の飯って格別美味しいわけでもない割に値段が高いんです。
なので安いカレーかラーメンか肉まん、コーヒーとかを買います。
これらって全部タバコと合う料理。
ストーブ+調理場の湯気で最強に暖かい食堂で食事をして
完全に温まったところで
屋外に出て吸うタバコは究極のタバコです。
寒さを全く感じないのに、吸う空気は冷たくて。
あと、スキーって大体他人の車か泊まりなので、
ビールを飲んだ後もこの上ない幸せを感じられます。
想像しただけで幸せな時間。
夏も悪くないが、涼しい時の方が良い。
◉夏の夜屋外
やはり炎天下で汗をかきながらのタバコは
こんなことをするなら一刻も早く涼しいところに移動したいと思います。
夏の仕事の移動合間、駅前にある喫煙所で吸うタバコは最悪である。
2吸いでいらなくなる。
新宿西口か池袋のパルコある方か横断歩道待つついでに立ち寄るも
行かなきゃ良かったとなる。
私が暑がりのせいもあるのか、涼しい環境で、
比較的冷たい空気で吸いたい。
汗をかくほどの熱帯夜はしんどいですが、BBQの終わりとか、
花火をしている時とか、海の帰り際とか
休みのシチュエーションじゃなくてもいいです。
仕事の合間、深夜にコンビニ行く時とかもいいです。
コンビニに灰皿が設置してあった頃はとても風情がありました。
夏の方が夜出歩くことが多く、別に買うもののあてもないが、
とりあえず開いているのでコンビニに入る。
冷房がよく効いててキンキンに冷えたコンビニ。
外に出る時とんでもない熱気を感じ、外の灰皿の前でタバコを吸う。
タバコの外装フィルムは曇っている。
今ではあまりできないが良いタバコの時間でした。
喫煙所じゃないのにタバコを吸っても良いとされる場所。何かをしながら吸えることが一番良い。
◉飲み屋・カラオケ・カフェ
最近はほとんど分煙なのはかなしい。
好きな時に自分のタイミングで吸えるタバコが一番良くて。
これらの場所にもともと染み付いたタバコの匂いも良いです。
煙の匂いとは違って、タバコを吸ってきた室内の匂い。
そこに、お姉さんの香水やコーヒーとタバコの煙が混ざって、
好き好きですが私はこの匂いがとても好きで
どこか懐かしいような良い思い出の匂いです。
大きく4つの場所でこういうタイミングで吸うのが
究極というのを挙げてみました。
タバコには共感できなくても私が良しと思っているシチュエーションを
どこか良いと思ってくれたらとても嬉しいです。
タバコを何かに置き換えてみんなに伝わればいいのだが、
変わるものがないんです。
でも、究極のタバコにはタバコなんかどうでも良くて、
シチュエーションが大事で、
というかこのシチュエーションにタバコがもしあったら最強という話です。
タバコについてはまだ話せそうです。
次週は丁寧でない方の喫煙、仕事中のタバコとかについて話します。