偏見に満ちたカタールワールドカップベスト11
ワールドカップ、面白かったですね。こういう大きなスポーツイベントでは大抵”バズる”人っていますよね。そんな人たちを並べてみました。
フォーメーションは、あの躍進したモロッコやクロアチアも採用していた4-3ー3です!
GK
山本昌邦
毎回解説に来るたびに謎のワードや精神論を展開し、独自の昌邦ワールドを生み出す「人間力」でお馴染みの名手。今大会でもその安定感のある言葉選びをアルゼンチン対フランスによる決勝戦で存分に発揮。いつも通りの「セットプレーが大事」、「世界の舞台」、「これがサッカー」といったフレーズを言い放ち、これもう録音かBotでもいいんじゃないかという気持ちにさせてくれたが、最後のPK戦でサプライズが起きました。喋らない。一切喋らない。実況からの質問に対しても数秒間黙ったままという、解説の仕事を放棄したといっても過言ではない離れ業をやってのけたのです。何が起きたのかとザワつく視聴者達がそのまま耳を澄ませると、、、泣いてる。泣いているのです。アルゼンチンとメッシが優勝を決めた瞬間、感極まって泣いてしまい、ようやく絞り出した言葉が震えているのです。なぜ何の縁もゆかりもないはずの山本昌邦が泣いているのかあまりの出来事に実況も森岡隆三も困惑。最後の最後にリバコビッチ並みのビッグセーブを見せてくれました。
DF
森岡隆三
こちらもフランス対アルゼンチンの決勝で山本昌邦とともに解説を担当するのだが、毒にも薬にもならないような話ばかりでまったく存在感が発揮できなかった。PK戦までもつれこんだ死闘の中、何故か泣き出した昌邦につられて少し涙ぐむようなしゃべり方になっていたが、おっさん2人が泣いている絵が地獄過ぎて僕の脳が勝手に意識から森岡と昌邦を消していた。さしずめグバルディオルばかりクローズアップされてしまっていて、しっかりレギュラー張っていたのに完全に存在が消えていたロヴレン状態。
影山優佳
【アイドルもやるサッカーオタク】として既に有名な方ですが、今大会でもその実力を遺憾なく発揮。恵まれたフィジカル(ルックス)と抜群の読み(予想的中)に加えて会話の展開力、圧倒的な運動量で連日多くの番組に出演。全国民が影山さんに睡眠と休養の重要性を説いていました。長谷部誠もいつかのワールドカップでは睡眠不足からくるコンディション不良に陥ってしまっていたのでしっかり睡眠をとって心もお肌も整えてほしいものですね。日本のサッカー選手たちはモドリッチでなく、彼女を目指すべきではないでしょうか。そんな僕もさすがにチェックしないとなと思いYouTubeで影山さんがサッカーをやっている動画を見ましたが、なんですかこの天使は。こんな人がサッカーやってたら僕は、パレデスからの卑劣なファウルやパレデスからの全力ボール蹴りから身を挺して彼女を守りたいと思いました。
天使がボール蹴ってる。
恵俊彰
民法番組は普段あまり見ない僕ですが、たまたま昼に見かけたTVで恵さんが興奮しながら三笘薫のラインギリギリの折り返しについて熱く語っていたり、サッカートークが楽しすぎてなぜか土日も集まろうと提案していたり、ただのオジサンがサッカーを通じて世間に寄り添おうとしてくる、長友のブラボーおじさん化を思わせる様子を目の当たりにした気がした。サッカー関係者をスタジオに3人も呼んでいて人員過多な感は否めなかったが、それでもサッカーのための時間を沢山割いてくれたことでワイドショーによる宣伝効果もとても大きかったとは思います。ただ一言。フランスの12番とかフランスの20番とかではなく、エムバペ以外の選手もちゃんと呼んであげてください!
本田圭佑にツッコまれた日本代表男性サポーター
グループリーグ第三節、日本対スペイン。堂安、田中碧のゴールによる大逆転勝利で日本中が歓喜に沸いた試合だったが、その中で一人のサポーターが全世界に注目された。日本の2点目の瞬間、スタンドで泣いている男性サポーターに対してABEMATVの解説だった本田圭佑が「まだ泣くのはやいって!」とツッコミを入れてバズった。その後もあのシュナイダー潤之介氏の友人だったことが発覚したりと攻守に活躍。日本にフフッとさりげない笑いをもたらしていた。
MF
SHONO
こちらが今回一番の出世頭、クロアチアのグヴァルディオルやモロッコのアムラバトに匹敵する台頭を見せた人物じゃないかと思います。FIFA公式映像にたまたま映ったというだけで全世界から美女サポーターとして注目され、その後もアムラバトを思わせるその豊富な運動量を武器になぜか民放番組に多数出演。あの北澤豪と一緒に日本対スペインを観戦した様子がTVで流れていたが、見てみたらただのやかましい女子なだけだった。それでもその後もワールドカップ関連を中心に仕事が舞い込んだ様子で、ジュビロ磐田公式アンバサダーに就任する躍進。まさにワールドカップをきっかけにスターに上り詰めたのだが、こういう出世をする選手はその後泣かず飛ばすなことも多々あるので、ぜひ本業のバンドのほうも頑張ってほしい。
本田圭佑
ABEMATVで解説担当、その独特な言葉選びや自分の感情を素直に表現する姿勢が視聴者に大きなインパクトを与えた。基本的には世間一般の大多数的なサッカー人感覚を持っているので、試合の中で劣勢なほうを応援する傾向や、そのチームが抱えている背景や心情も考えて勝ってほしいほうにとても肩入れしやすい傾向にあり、解説としてそれはどうなのかと思うが、それもまた魅力や味として好意的な目でみられている。また、小難しい単語を使わず直感的に分かりやすい言葉を用いるので、一部界隈では今後、松木安太郎の後釜として期待する声も大きい。
寺川俊平
テレ朝やABEMATVで日本代表戦を中心に実況を担当。本田圭佑との抜群の連携と駆け引きが、モドリッチ&コバチッチや遠藤&守田を彷彿とさせた。サッカー知識も豊富で、自由奔放な本田圭佑を冷静にサポートしたり、ツイッターでも資料をたくさん用意してとても真面目な様子をアップしていたりと、どちらかというと好き勝手やってるジダン&フィーゴを支えるマケレレのような活躍を見せていた。決勝が終わった後に本田と共に槙野との絡みの様子をしゃべる際の疲れ切った顔が、延長戦プラスPK戦による長丁場の実況という激闘の凄まじさを物語っていた。
FW
小澤一郎
サッカージャーナリストとしてこれまでも精力的に活動していたが、今回のワールドカップでは民放番組にも出演。彼に限らず、サッカー関係者は夜は試合見て昼はテレビ出て、ほんといつ寝てるんだというくらいに攻撃的な活動していた。ただ昔ちょっと有名だったというだけでテレビやYouTubeに出て過去の思い出話や日本代表にモノ申してるだけの方々とは違って、きちんと筋道立てて分析をしていて、サッカージャーナリストという業界の認知度向上に大きく貢献したと思う。YouTubeチャンネルのほうではその実力を惜しみなく発揮しているが、多数の出演者がいて全員が全員爪痕を残そうと好き勝手にしゃべり、ようやく出番が来たと思ったらしゃべる時間が残り僅かということの多い民放番組では実力をあまり発揮しきれていなかった。まるでサラビアのよう。
クロアチア人美女
クロアチアの躍進を下(意味深)で支えた女性サポーター。というか、ただ単にクロアチアの活躍に便乗しただけな気もする。攻撃的な写真を多くアップし、いずれもクロアチアサッカーとは一切関係しないようなものばかりだったが、とりあえずこういう人はバズればなんでも良いので、こういうやり方もありっちゃあり。ちなみに僕は一切その写真を見ておらず完全に印象だけでこの文章を書いています。
メッシ
終わってみれば、今大会はメッシのメッシによるメッシのための大会。と誰もが思う大会だった。活躍は言わずもがな、その一挙手一投足が注目され、最後の優勝トロフィーを掲げるその瞬間まで世界中がアルゼンチンを、いやメッシを祝福した(フランスは除く)。エミリアーノ・マルティネスがどれだけやらかそうが、ラウタロがどれだけ残念だろうが、ディバラがどれだけイケメンだろうが、そんなことはメッシが優勝トロフィーと添い寝してるって事実だけで完全に許される。おめでとうメッシ。
こんな写真撮るのメッシだけだろ笑
SUB
シュナイダー潤之助
上記の日本代表サポーターの友人ってことと、松本山雅を退団してパルセイロに加わることが発表されたってだけで入れました。
次のユーロは日本代表も参加させてもらえませんか?