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【スイス留学】番外編~留学の意味~
こんにちは、Hugoです。今回も読んでくださり有難うございます。
現地に来てからあっという間に2週間が過ぎ、なんだかんだで現地にも慣れてきました(それでもまだ踏み込めていない場所はたくさんありますが...)。
さて、授業が始まるまで特に目新しいことも起こらないため、今のところネタがありません。そこで、なんとなく留学に際して感じている不安をここで漏らしていこうと思います。
愚痴のような所信表明のような、中途半端な記事ですが是非読んでいただければと思います。
(加えて言葉がいつもに比べて若干尖っている節があるかもしれませんが、ご了承ください!)
まず、何度も言っている気がしますが時間が経つのが本当に早すぎる。10ヵ月中2週間の経過は留学生活の5%が終わったということと同じなのですから、本当に驚きです。
恥ずかしながら、勉強もちょっとした単語学習以外何もせず、あとは買い物、3食の料理、ネットサーフィンで1日が終わる...なんて日々が今日含め幾つもありました。
2セメスター分の留学は長いと思っていましたが、それは間違いだとすでに断言できます。今から寝て目が覚めたらもう成田かもしれない、という意識の中で生活していきたいものです。
それに高々と「スイスに行ってくる!」などと公言していますが、今時海外留学なんてちっとも珍しくはありません。日本から海外留学する人、1年で10万人ぐらいいるみたいですね(2019年時点)。
留学という行為その事態に決して価値があるわけではなく、そこで満足していたら終わり。というのは火を見るより明らかです。
他に留学している人とどこかで差別化するポイントがないと、大学院進学を検討する際に専門分野も絞りづらければ、就職活動をするときのアドバンテージも僅かでしょう。
また、"国際交流"という言葉の安っぽさを感じます。極論かもしれませんが、今のところ留学生なんて異物みたいなものです。滞在許可証の陰に隠れて、現地の文脈で生きている地元の人たちの生活に混じらせてもらっているだけの、です。
結局そうした交流なんて、自分から流れを作らずとも自然に起こるものではないのでしょう。"コイツは何をしてくれるんだ?"と思わせるような要素がないと、当たり前ですが誰も自分に関心は向けてくれません。
「ただの異物」で終わらないよう、一体このバーゼルという土地にいる自分にどんな価値があるのか、向こうの人は何を知りたがっていて、自分は何を知りたくてここにいるのかを問いただす時間が暫く続きそうです。
少なくとも、今のところは「バーゼルという土地で生活し、学んだ人間」としての最低限の価値が自分にはあると考えています。トラブルも嬉しいことも経験した人間にしか抱けない想い、書けない記事があるはずです。
そうしたバリューを発揮する手段として、こうしたnoteの継続した更新は行っていきますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。
今回はここまでにしましょう。それでは読んでくださり有難うございました。Auf Wiedersehen.