【スイス留学】郵便物が届く!?
こんにちは!Hugoです!今回も記事を見つけて読んでくださり有難うございます!今回は国際郵便を巡る状況をまとめてみましたので、是非ご一読ください!
1.国際郵便の遅れ
現在ほかのヨーロッパ地域に留学している大学同期と駄弁っていると、先月の始め辺りにこんな話題が出ました。
「最近国際郵便が滞っているから多分ちょっとした仕送りも届かないかもしれない」
イギリス・ドイツなどの滞在者をはじめ、この話には頷いている人も多かったのですが、こちらの寮には3月の中旬辺りまで実家からの郵便が届いていたので、不審に思いいくつかサイトを当たってみることにしました。
すると、以下の流れから国際郵便の遅れ、停滞が生じたことが分かりました。
①ヨーロッパ各国がウクライナ関連の対ロ経済制裁として領空内でロシア飛行機の航行を禁止していること
②ロシアがその対抗措置として、措置を出した各国の領空内の飛行機の通過を禁止していること。
③日本→ヨーロッパ各国への空路は大体がロシア上空を通過するため、日本からの空輸にも影響が出ているということ
更に、ここにコロナウイルス感染拡大の影響からEMSの引き受けを停止してしまった国々も加わります…。日本は勿論の事、他地域の物流にもかなり悪影響が出ていることが予想されます。
2.スイスの状況
上の表でスイスを探してみると、やっぱりSAL(エコノミー航空便)以外のものは全て届くみたいです。更に本数は減っているもののチューリッヒ-成田間の直行便も未だに出ています。ロシア上空を通らずにどうしているのだろう、と思いきや、ロシアの更に上、北極辺りを通っているみたいです…笑
それでも便数は減り、たどり着くまでの所要時間が増えているので、到着まで以前よりも時間が掛かっています。以前は10日ほどで到着した荷物ですが、ここ最近の荷物はその倍、20日近くかかっています
辛うじて物流が繋がっているだけで、大変な状況にあることには変わりはなさそうですね。
3.まとめ
日本-ヨーロッパ間の物流は、主に①対ロシアの経済措置の応酬②新型コロナウイルスの感染拡大という2つの理由から大混乱しており、以前は送れていた航空便のEMSなどが送れない地域が続出しているようです。
その中でも、何故かスイスは別ルートを利用してなんとか物流のラインを繋いでいるみたいです。ただし、時間は以前の倍近くかかるようなので大変な状況にあるのは間違いありません。
前回の記事にもまとめた通り、ウクライナからの難民はとうとうスイスにも押し寄せてきており、この件が加わった影響で問題はどんどん身近になってきています。とにかく、今回の状況が一刻も早く収まることを願っています。
次回の更新も楽しみにしていてください!それではTschüss!