ゼロから始めるアンダーワールド④: 【サエてる奴ら】ってどんなヤツら?
こんにちは、長野県でウォーハンマーを売っているマキヲGです。
今回のウォーバンド紹介は、ハロウディープの好敵手に入っている
【サエてる奴ら】
です。
失礼ながら
「この見た目の奴らは、どうせ脳筋なんだろうなぁ~」
思ってたんですが、とてもテクニカルに戦う奴らでビックリしました。
最近のぼくのお気に入り、今回はそんな奴らの紹介です。
最後までお付き合いください。
2023/10/21
目標カードなどを追記しました。
はじめに:ハロウディープの好敵手について
この商品は昔、ウィルドホロウなどと同じ感じで
『ハロウディープ』
という名前で発売されていました。
この商品が終売になりゲームボードやサイコロが無くなって、
ミニチュアとカードのみがハロウディープの好敵手として発売になりました。
アンダーワールドを遊ぶにはボードが必要なので、
~の好敵手という商品を買うだけではアンダーワールドを始めることができません。
注意しましょう。
ちなみにゲームボードが無くなった代わりに5000円くらい安くなっています。
ルール:略奪
利用可能な特殊地形トークンとは?
1対1のときには2個まで使えるトークンで、それぞれの面が
『罠ヘックス(通過すると打ち崩しになる)』
『遮蔽ヘックス(上にいると防御サイコロの『援護2』が成功出目になる)』
となっています。
戦場に置くときは、置く人がどちらを上にするか?を選べます。
そのため【影より生まれし者】のような『遮蔽ヘックス』が多くあるとうれしいウォーバンドでは『遮蔽ヘックス』を。
逆に対戦する側は『罠ヘックス』を置く。
などの戦術が考えられますね。
(ちなみに3人のときは3個、4人のときは4個置けます)
配置した利用可能な特殊地形トークンは、上に乗っていると特殊地形トークンに乗っているとして扱われます。
略奪の条件にその攻撃アクションがとあるので、
押し出して致命ヘックスで倒したときはダメそうですね。
奮起条件
最初に奮起条件を説明しますね。
このウォーバンドは
・3体以上の敵ファイターが戦闘不能状態
・他の味方が攻撃するときに援護をした
・自分が攻撃するときに援護をされた
上記どれかを達成すればOKです。
結構カンタンなんですよね。
後述しますが、リーダーのマノックのリアクションを使うことで
・援護された
・援護した
という状況を作り出せます。
ただけっこう難しいので、慣れるまでは頭がこんがらがります。
ですが、味方を指揮して有利に戦場を動かせたときは、
たまらなく楽しいウォーバンドです。
リーダー:サエてるマノック
このウォーバンドのリーダー。
見た目の通り高いタフネスで、攻撃方法は
・射程2
・成功出目ハンマー2
・ダメージ2
という平均的なモノを持っています。
奮起すると
・移動力が3→4
・攻撃のサイコロ数が2→3+重傷
になります。
このウォーバンドの顔とも言えるマノック。
突き抜けた攻撃力などはありませんが、このファイターの真価は
『賢けえ指揮』
というリアクションにあります。
他の味方ファイターとは書いてないので自身が移動したあとでも、
マノックが味方ファイターに隣接していれば、そのファイターを移動させることができます。
こんな感じに
マノックを中心にしてテクニカルに戦うウォーバンド
がサエてる奴らです。
トルカ・タフスカル
このウォーバンドのメインアタッカー。
・移動力3(奮起で4
・射程2
・成功出目が剣2『捕捉』『重傷』(奮起でハンマー2
・ダメージ2
『捕捉』を持っているので、防御が回避のファイターに無双できます。
逆にストームキャストのような防御が盾のファイターには、
奮起しないとちょっと物足りないスペックですね。
また
攻撃対象の2ヘックス以内にいれば、このファイターは援護をしていると扱われる
という能力があり、意外なところから援護ができるという強さがあるファイターです。
クルールグリン
ひとりだけ肌の色が違うクルールグリン。
奮起すると『鎧砕き』を持ちます。
このウォーバンドには『捕捉』持ちが2人いますが、『鎧砕き』はこの人だけです。
また
・専用のパワーカードが何枚かある
・ゼニ袋という特殊なアクションを持っている
ので、使いこなすのが難しいファイターです。
実際ぼくも、まだまだ全然使いこなせてません笑。
この人はもう少し使い込んで加筆しますね。
ギキット(ミニオン
ミニオンを持つファイター。
・移動力3
・防御は盾1
・HP2
・攻撃能力が高い訳ではない
と、ぱっと見はサエない奴です。
ただ、このファイターは援護を行うとき、2体分としてカウントされるという能力を持っています。
ギキットとシャンク自体は攻撃力が高くないので、メインは
マノックの近くにいて他の味方に合わせて移動させ援護をする
という動かし方になります。
地味ですが援護出目が2個とも成功出目になるので、ほとんどの攻撃が成功するようになります。
シャンク(ミニオン
ギキットと同じく2体分の援護としてカウントされるファイター。
こちらは射程3の攻撃を持っているので、案外攻撃することが多いです。
ダメージは1ですが、奮起すると『捕捉』を持つのもポイントが高い。
2023/10/21追記:目標カード
個人的にこの辺のカードは達成しやすいと感じています。
3点取れる『いい感じのお宝』は、なんとしても達成したいところ。
達成しにくいカード
このカードは相手のボードに『遮蔽ヘックス』を要求するので、達成するのが難しいです。
冒頭に書いた『利用可能な特殊地形トークン』を、上手に使いましょう。
2023/10/21追記:戦術・策略カード
リーダーのマノック専用強化カード。
突撃ではなく移動をすることもあり、射程4もある攻撃は貴重です。
成功出目が『剣』ですが、3個も振れるので、1回くらい当たるでしょう(希望的観測)。
こちらはクルールグリン専用カード。
『炎爆弾』は呪文じゃないのに相手にダメージを与える珍しいカード。
そして個人的に強いと感じているカード。
・『格下の群れ』は隣接していないとダメという縛りはありますが、味方ミニオンを2体も3ヘックス押し出せます。
・『間一髪』は、HPが2しかないミニオンを守るために使ってます。
これがあれば、突撃してきた敵の攻撃をいなし、そのまま囲んで殴れます!
明確な弱点
個人的にとても好きな戦い方をするウォーバンドですが、デッキ内に『遮蔽ヘックス』に関するカードが入っているという弱点があります。
ちょっとだけ説明すると、これは自分のボードに『遮蔽ヘックス』があればOKとかではなく、
自分以外のボードに『遮蔽ヘックス』があればという相手依存のカードなんですね。
これはサエてる奴らに限った話ではなく『ネザーメイズ』のウォーバンド全体に言えると思います。
つまり
ライバルデッキそのままで戦うときに対戦相手がサエてる奴ら(ネザーメイズ)なら、自分は『遮蔽ヘックス』がないボードを選ぶだけで戦いが有利になります。
※もちろん相手がライバルデッキを変更している可能性はあります
手札に来たカードがどう頑張っても達成できないので、ラウンド終了時に捨てるしかないんですね。
まとめ
今回はハロウディープのウォーバンド【サエてる奴ら】でした。
マノックを中心にして
・コイツを動かそう
・次マノックを移動させるからこいつはココに移動させとこう
・ギキットとシャンクは援護させたいけど、前に出すとすぐ倒されるからどうしよう・・・
と、かなり頭を使います。
何回もプレイするとめちゃくちゃ疲れますが、「ボードゲームやってる感」があるので個人的にとても好きな奴らです。
明確な弱点で説明しましたが、残念ながらパワーカードがあまり強くなく
がんばったけど勝てなかった!
ということが多々あると思います。
ですが動かしていて本当に楽しいウォーバンドなので、ぜひ手に取って遊んでください。
買うときは当店のBASEを利用してくれると、マキヲGのブログを書くスピードが上がります笑。
それでは今回はここまでです。
良いゲームライフをノシ