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阪急に乗る時

自分は京都市左京区で学生生活をしているが、普段街を歩いていても、ピシッとスーツを決めたサラリーマンとかOLの姿が見えない


見るのは、何を生業として生きているのかわからない家族と、大学生、いかにも賢そうな大学教員、観光客の外国人、留学生の外国人コミュニティ、修学旅行の学生くらいかな


そんな雰囲気だから、数年後に会社勤めとか考えられない、考えたくもない!


時々阪急に乗る時がある

京都河原町で準特急大阪梅田行きに乗ると、普段街で見ない人が集まっているように思う

実家から大学に通ってる人からしたら当たり前なんだろうけど、疲れていそうなサラリーマンとか学生が多く乗っている

ここでやっと京都にも社会が機能しているなと感じる

異世界との邂逅になっている

多分言い過ぎだけど、ボックスシートの向かいに座ってるおばちゃんの顔は死んでいたから間違ってないのかも

中高でずっと満員電車で通学して、そういうのは慣れている光景であるはずなのに、非日常に感じる今の生活は変だなーと思って阪急に乗っている

自分が乗る時は大体娯楽が目的だから、車内で浮いた感じがする

阪急の準急は特急に比べてボロい電車が走っている

所要時間は20分ほど多くかかるが、ガタガタ揺れながらも、頑張って走っていて、JRの新快速と並走した時も案外いい勝負をする

阪急の準急に乗ると、なぜかイヤホンで音楽聴く気にもならずただぼーっと外を眺めるのが癖になる

阪急の車内のデザインは純喫茶みたい

なんか阪急に乗っている時間が好き、落ち着く


今日は正雀駅にあるラーメン工藤に行った

関西で一番美味しい二郎系ラーメンのお店だと思う

歴史を刻め出身にしては直系二郎に近い味

河原町からの往復780円、駐輪代を考えたら一杯2000円のラーメンだけど、阪急でぼーっとする時間はプライスレスだからOKということにする


たまには、準急で行くのとかいいよーー

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