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四国愛・ランドpart1

マキノです

今回は旅行記的なやつです

前回のnoteで今月をいい月と思えるようにしたいと記述したけど、書いたあともモヤモヤが続き、どうにもならんという段階になりました

11月28日は近場の紅葉を見たり回転寿司に行ったり、551の豚まんを買ったり、ヴィレヴァンを物色したり、可愛い帽子を買ったり

あらゆる対症療法を試したけど、衝動は抑えきれなかった

551の豚まんと日本酒を買い、1人で鬱憤の発散を図ろうと決めて京都駅から市バス206系統に乗ろうとした時

目の前の電光掲示板に「21:20 ウィラーエクスプレス 松山行き」の文字が

温泉には勝てない

その刹那、すでに心は道後温泉本館にあった

というわけで、一旦市バス206系統に乗りこむがすぐに口座残高と残席状況、バスの値段を確認

何とかなりそうだった

紅葉を見に行った同行者もまさか本気で行くと思っていなそうだったけど、僕の妙な昂ぶりは抑えられなかった

とはいえ市バスに乗り込んだ時点ですでに21:10を回っていて家に帰ってから京都駅からバスに乗るのは流石に不可能だ

しかし松山行き高速バスは梅田、USJ、三宮を経由してくれるおかげで、家に帰ってからでも阪急で追いかけて三宮から乗れば間に合うことが判明した


バスを降り家に帰ってからは即座に準備し、京都河原町駅までチャリを飛ばした。

道中、サークルの先輩に会って、「何してるの?」と聞かれ、「今から松山行きます」とだけ伝えた

モヤモヤして衝動で行くとか事情を説明するのは恥ずかしいというのもあったが、何より電車の発車時間までの時間がなかった

行きつけの違法駐輪スポットに手早く自転車を停めて、無事準特急大阪梅田行きに乗りこめた

十三で乗り換え神戸三宮に向かう電車ではすでに何やってんだ感に襲われて浮いた気がしていた

1時間20分ほどで三宮に着いた

体感はあっという間だった

しかし着いてからバスの発車時間までは15分しかなく、土地勘もないためここも急いだ

神戸三宮は来たことはあるものの、あまり詳しくない場所で集合場所が風俗店だらけのエリアだった

集合場所についたはずだが、その建物もなんかいやらしいビジュアルだった

あやしい

ほんとか?と思って2階に行くとすでに集合時間は過ぎていて乗客らしい人はいなかったが、スタッフがいて、なんとかなりそこからバス停に移動し、松山行きの夜行バスに乗り込めた

これ良かった

4列のバスとわかっていたので、苦痛な旅になることを覚悟していたけど、さすがのウィラーエクスプレス

快適な座席で発車してすぐから最初の休憩地点まで眠れていた

その後は足の置き場に困りつつウトウトするのを2時間、一切の記憶がない時間を2時間過ごし11月29日の5:30頃松山の中心地らしき場所に到着した

今回の夜行バスは「寝てなくはない」くらいの睡眠度でやり過ごせたなーとか考えながら下車したが、下車した瞬間、絶望的な寒さに怯んだ

今年は冬に札幌や青森、秋田、長野に行っており雪国の寒さに対する耐性はそこそこあると思っていたが、自分の辞書の中の「寒い」という概念が変わるくらいには寒かった

あまりの寒さにここに来たことを後悔せざるをえなかったが、ここまで来て快活クラブに頼るのも違うと思い、一旦松屋のあったかいお茶を飲むために一番安い朝定食を食べた

松屋でとなりの松山の大学生集団の会話を盗み聞きしていたけど、飲み会後酔いがほぼ醒めて空元気な人同士のシャバい会話が展開されていてその辺でやっと底冷えの辛さから解放された記憶がある

一旦路面電車の時間を調べて、とりあえず暖が欲しかったので道後温泉に向かうことに

路面電車の始発

路面電車も床が低い新しいやつとけたたましいモーター音と振動がする古いやつがあるというのが地方都市のよくある光景だが、最初に乗った路面電車は古いやつがきた

古いやつの方が好きです、純喫茶的な良さがある

夜が開けかけたくらいで道後温泉駅に到着した

早朝の道後温泉駅前

この辺からやっとワクワクしてきて本来の鬱憤解放が始まった

続きは分けて投稿します
記憶が新しいうちに書きますよ

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