【ポケカ】2人用キューブドラフトをやろう【楽しい】
キューブドラフトって何?
めちゃくちゃ簡単に説明すると300枚とか400枚とかの山盛りのカード(これをキューブという)があって、それをみんなで分けてその場でデッキを完成させる。そしてそのデッキで対戦会を行う。という遊び。カードの分け方とか山盛りのカードの選定とかで色んな方式がある。これに関してはもっと詳しく分かりやすく説明してくださっている方々が沢山いらっしゃるのでそっちを見て。
これを1回作ってしまえばずっと遊び続けられるのが特徴。恒久的にバトルを楽しめる、真のポケモンカードゲームClassic。
駄文
ポケモンカードを眺めていて、「このカードめちゃくちゃ面白い効果してるのに環境が嚙み合わなくて使えないな~」とか、「いつか使いたいって思ってるうちにスタン落ちしたけどこれだけのためにエクストラやるほどの気力も周りにやってる人もいないな~」ということがよくある。
そういう時にスタンでもエクストラでも殿堂でもない、このカードが輝ける全く新しいレギュレーションがあればな~。みたいな傲慢欲張り願望を実現出来るのがキューブドラフトという遊びの1つの良さでもあると思う。
ただ、キューブドラフトとは本来4人~8人程で行う遊びだ。
精々自分とあと1人くらいしか集められない者には漠然とした憧れだけがあるのみ。
だが、キューブドラフトが4人以上でしかやってはいけないと誰が決めたのだろうか。すぐさま2人用キューブドラフトについて調べだした。
キューブドラフトの本場MTGのWikiによると、MTGでは二人用のドラフトも行われているらしい。これを上手くポケモンカードに落とし込めば、2人でもキューブドラフトが遊べるだろう。当記事は2人用キューブドラフトについて調べた結論と作ったキューブをサンプルとして載せてあるので、是非参考にしてほしい。
本文(ここだけ読めば良い)
今回は二人用のドラフト方法としてHousman Draftというドラフト方式を採用した。
このドラフトは海外のMTGで採用される方式だそうで(受け売り)、公開領域が広いため2人でもピック段階からしっかりと盛り上がれる。
↑Housman Draftについて詳しく解説してくださっている日本語記事(必読)。
MTGの物をポケモンカードに輸入する以上パイル数などは多少変わるが、これが最も適しているという結論に至った。
さて、ドラフト形式について決めたら次にキューブの方向性を決めなければならない。これに関してはかなり四苦八苦したのだが、結論としてサーナイトドラフトがおすすめだ。
サーナイトドラフトの特徴としてはキューブ作成及びデッキ作成の自由度が高く、強さがわかりやすい点があげられる。また、必須カードが比較的安価でかつ集めやすいのも高ポイントだ。
レシピ
実際にサーナイトドラフトを組んだのでその内容。
スターター
かなり安めに揃うカード群。
ラルトスは何でもいいので適当に配分が同じになるように。
100均の丸シールでスターターだけ色分けしておくと、ゲームが終わった後わけるのに楽。当然だけどカードに直貼りではなく中のスリーブに貼りましょう。
ポケモン
ポケモンの採用基準は
①サーナイトの分岐進化orたねポケモン
②強力な超ポケモン
③サイコエンブレイズと相性がいい超ポケモン
④システムポケモン
特に①を明確な基準にしていることでピックが簡単になるし枠も取らないのでおすすめ。
(ミュウツー&ミュウは超弱点の上にサイド3枚取られるの弱すぎて解雇された。)
グッズ
ボールはいくらあってもいいので持ってるやつを全種類入れましょう。
フレンドボールなどが特に強力。
懐かしめのカードを多く入れてあげるとピックの時に結構盛り上がる(相手がスタン勢だとなおさら)。
XY以前をやったことのないスタン勢がバトルサーチャーに、自分たちが入学する直前に卒業してしまった伝説の先輩に会ったみたいな反応をすることがある。おもしろい。
リファインによって手札がかなり増えがちなので不意のハンドトリマーが非常に凶悪。
サポート スタジアム
サポートは同効果での刷り直しやエラッタも多いため、違和感なく強カードの2枚目以降を採用できる(自己満足)。
サーナイトドラフトに限らず、ハイランダー系のドラフトではボールガイがおもしろカードとして採用しやすい。
サポートにサポーターを混在させる場合、事前に同一として扱う事を相手に伝えておく事を忘れずに。
スタジアムでは頂への雪道がアホみたいに強いため、採用する場合はある程度対抗手段を組み込んでおきたい。
エネルギー
カウンターエネルギーで月光手裏剣が撃てる。
このドラフトでは基本エネルギーもピックする形式にしてある。9~12枚ずつピックする前提でこの枚数。後半になると十分にピック出来てないプレイヤーからの価値が上がる。
プレイ所感
楽しい。
強いたねポケモンで固めているので妨害がかからない限りはお互い毎ターン攻撃ができている。妨害に強力なものが多く、それに対応する楽しさもある。
ピックに時間がかかるので1日に何度も行うのは少々厳しいものの、初回と2回目以降ではお互いにゲームの理解度が格段に違いそれぞれの楽しさがある。
最後に
これを読んでいるキューブドラフトを既に遊んでいるあなた。どうか今すぐその自慢のキューブをTwitterで公開してください。noteでもいいです。キューブドラフトに関する記事や情報はかなり少ないので、あなたが思っている数百倍需要があります。これをあなたに伝えることがこのnoteを書いている真の理由です。
そしてこれを読んでキューブドラフトやってみたいなと思った方、もしいたら是非ともやってみてください。テーマを考える時間、キューブを作る時間、ピックする時間の全てがあなたのカードゲームライフをより豊かにするでしょう。そして、完成したキューブはしっかりツイートしてください。私は絶対に見に行きます。