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10年振りに「ふるさと回帰フェア」を取材した。

おとといは都内で開催された国内最大の移住マッチングイベント「ふるさと回帰フェア」に。10年ぶりの取材でしたが…すごい盛大!

会場は有楽町の東京国際フォーラム

10年前と比較すると今年の来場者数は1万人増の2万2千人。出展自治体数は100増の約400。

10年前は会場でゆるキャラが散見されましたが、今はスペースの関係で禁止になっています。その代わり、果物や魚など地元の特産品をモチーフにした被り物をしている自治体職員の方の姿がチラホラ。「顔出し」で、親しみやすさを出しています。

大分県宇佐市のブース。かぶりものは名物の骨付き唐揚げ。

各自治体のブースでは地域おこし協力隊関係者の参加が目立ちました。これも10年前には見られなかった光景です。地域おこし協力隊の皆さんは移住者なので、移住に関する説明が得意です。経験談を語れる強みがあります。

新潟県十日町市のブース。元地域おこし協力隊員である小山友誉さん(写真右)は地域おこし協力隊の募集から雇用、退任後の起業支援までトータルに行う日本で唯一の法人を経営されている。

ある自治体の方は「今日は来場者10組に説明することが目標。そのうち1組でも現地に見学に来てもらえれば大満足」と語っていました。

ふるさと納税の競争は一部の都市部の逆襲も始まり、ますます激化していますが、移住者獲得はさらに熾烈のように思います。熱心になりすぎて疲れてしまう自治体も出てくるかもしれません。

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