【就活】就活浪人は1つの選択肢
こんにちは、大学を1年休学してさらに就活浪人までしたまきしまです。
この記事では、以下の方におすすめです!
・現在就活浪人をしようと考えている人
・就活浪人は新卒より不利だと思っている人
・就活浪人の実情を知りたい人
大多数の方が想像している通り、就活浪人は新卒の就活よりたしかに不利な点があるかと思います。
しかし、不利な点があるというだけで、新卒での就職活動に満足の行く結果が得られなかった人や就活浪人を考えている人にとっては、就活浪人は大きな1つの選択肢となると私は思っています。
就活浪人を考えているあなたに少しでも就活浪人という選択肢の可能性を知ってもらえるように、私の経験をシェアしたいと思います。
1.新卒と既卒の大きな違い
まず、新卒と既卒の就活で、私が感じた大きな違いは以下の2つの点が大きく異なります。
1.企業の採用枠
2.情報量
3.精神的疲労
順番に詳しく見ていきましょう。
1.企業の採用枠
私が最も差を感じたのが、「企業の採用枠の違い」です。
新卒であれば、マイナビやリクナビで企業を探してほとんどの企業にエントリーすることが可能です。
それに比べて既卒は、リクナビやマイナビの募集要項を確認し、エントリーしたい企業が既卒を募集しているかを確認しなければいけません。
さらに、既卒で募集をしている企業は、あくまで業界や職種で大きく異なりますが、私の体感では半数程度の企業が既卒でのエントリーができない状況でした。
私の場合は、どうしてもエントリーしたい企業には、直接電話をしてエントリーしたいと伝えたこともありました。(参考程度ですが、3割くらいの確率でエントリーができました)
このように、募集の段階で既卒は大きく選択肢が狭まってしまうため、既卒で就職活動をする決意をする前に、自分の行きたい企業が既卒での募集をしているか、採用実績として既卒を採用しているかなどの情報を事前に確認しておくことをおすすめします。
2.情報量
2つ目の違いは、「情報量」です。
就職活動において、情報というのは重要な武器の1つです。
新卒の場合、周りの友人や大学の同級生が一斉に就職活動を始めるため、お互いに情報を共有しながら就職活動を進めていくことが可能です。
それに対して既卒は、基本的には一人で就職活動を進めていくため、必然的に情報は限られ、限定的な情報の中で戦うこととなってしまいます。
もちろん、今の時代探そうと思えばネットやSNSなどでいくらでも情報を得られることができます。
しかし、実際に体験した生の声をお互いに共有し合える新卒はそれだけ有利な状況であることはたしかです。
私の場合、情報を調べる時間に多くの時間を取られてしまいました。
3.精神的疲労
最後が「精神的疲労」です。
就職活動は長期戦のため、どうしても心が疲弊していきます。そんなときに、既卒の場合はすべて一人で乗り越えていかなければいけません。
さらに、周りの同級生はすでに社会人1年目を迎えていることから少なからず焦りも感じてしまいます。
また、ここで決めないといけないというプレッシャーがどうしても自分に降り掛かってくるため、常に緊張がほぐれない日々が続きます。
実際に私も誰にも就活についての話もできず、この企業から内定をもらえなかったら来年からどうなるんだろうといったプレッシャーを常に感じていたため、動機がすることもしばしばでした。
2.就活浪人のメリット
上記のように、就活浪人には新卒の就職活動に比べて不利な点がいくつもあります。
しかし、私が就活浪人をした経験で、いくつかのメリットも感じていました。
それが以下の3つです。
1.時間の余裕がある
2.企業選びに時間をかけられる
3.既卒を募集している企業であれば新卒と土俵は同じ
詳しく説明していきます。
1.時間の余裕がある
まず、既卒の場合、学業に時間を割かれることがないため、その分の時間を就職活動に当てることができます。
2.企業選びに時間をかけられる
また、時間が多くあるだけではなく、新卒の就活ですでに自己分析やエントリーシートの書き方などを学んでいれば、その分の時間を企業選びや面接対策など、より重要なことに時間を使うことが可能となります。
3.既卒を募集している企業であれば新卒と土俵は同じ
最後に、既卒で募集をしている企業であれば、新卒の就活生とほとんど同じ土俵で戦うことができます。
もちろん、面接では就活浪人をした理由を聞かれる質問をされたり、そこを深堀りした質問をされることも多々ありましたが、そこの対策をしてさえいれば、他の就活生と変わらずに就職活動を進めていくことが可能です。
まとめ
もちろん、新卒で就職活動をできるにこしたことはありません。
しかし、自分の満足の行く結果が得られなかったり、学業が忙しくて就職活動に集中できなかったりと新卒での就職活動が思うように進められない人もたくさんいます。
そんな人に、この記事を通して、一つの選択肢として就活浪人を考えるきっかけとなれば幸いです。
自分の納得できる道を選んでいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まきしま。