青い光と曼荼羅のクロスワード✨✨✨✨✨✨✨✨✨
メンフィスから帰ってきて
その3ヶ月後、
再びメンフィスに行く、
という仕事が入ってきた。
旅の続きがまだあるような気がして
もしかしたら、やり残した事があるのかもしれないと思った。
「また、ここに帰ってこいよ。」
という、ブルースBarの彼の言葉を
思い出して、心は暖かく、メンフィスに飛んでいた。
前回も
一緒に行った同じアーティスト
ともう一度メンフィスに行く。
この短期間に
2度も同じ、しかもあまり撮影ではいかないような、メンフィスに行く事は、とても興味深かった。
何かあるに違いない
直感と、ハートが感じるままに
そんな風に思っていたら、
"空を見上げながら祈りを捧げる"
というビジョンがみえてきた
そして、
泣いている。
何があったの?
今回は、レコーディングも含め、
メンフィスの街中を歩きながらの
撮影で、前回よりも
スケジュール的にゆったりと
していた。
だんだんと、何が起こるのか
楽しみになってきて、考察してみたり、仮説をたててイメージングしてみたりと、行く前から想像が膨らんでいく。
メンフィスについて
まずはレコーディング、
順調に進む。
街を歩きながらの撮影も進み、2度目のメンフィスに、すでに"ただいま"と言いたくなるような気分で、
ずっと昔に、ここにいたよねって、懐かしさを感じるだけでなく、デジャブが起こり始めた。
何度も何度も
その懐かしさの中へ入っていき、
ハートから溢れてくる感情が
いわゆる過去世(多次元)で感じたものとリンクするかのように、前回の綿花畑のシーンや、教会のシーンが重ねあわさりながら、脳裏をかすめていった。
ただ、感情は今にあるけれど、みえてくるビジョンは、撮影の時の綿花畑ではなく、実際にそこで、綿花を摘んでいた時の私の感情だ。
その感情が重なり合い、今と過去が
同じ今の横軸にあるようで
微妙と刹那の瞬間に、全てが集まってきているようだった。
そして、時間の感覚はとても曖昧になり、感情のままに流れてくる涙は、いつの涙かわからずに、何の涙かもわからないまま、ただただ溢れてきた。まるで、その時には流せなかった涙を流しにきたかのように。
なんだろう、
大きな空には、また壮大な龍が現れて、私の涙の行く先々を道案内しているようだった。
最終日の朝、
更に旅を盛り上げる出来事が起きた。
スタッフ全員が
ホテルのロビーに呼び出されて
プロデューサーからスケジュールにはなかった一つのアイデアを聞かされたのだ。
それは、メンフィスから少し足を伸ばして、2005年のハリケーンカトリーナの影響をうけた、ジャズの聖地、ニューオリンズに祈りを捧げにいかないか?というものだった。
ここまで来て、ニューオリンズに祈りと想いを届けにいかないなんて、音楽を愛する者としては、あり得ない!という強い願いが伝わってきて、ビジョンでみえていた、"空を見上げながら祈りを捧げる"というのはこれだ!っと思った。
キタ......!
ただ、延泊してニューオリンズにいくスケジュールは大丈夫か、みんなそれぞれが、事務所やマネージャーに連絡を取って確認して欲しい、との事だった。
各自部屋に戻り、スケジュール確認した結果、なんと、スタッフ全員が
ニューオリンズに行く為のスケジュールがあいていたのだ。
まるで、行く事になっていたかの
ように...。
飛行機、ホテルも確保
一行は、東京に戻るチケットをキャンセルし、ニューオリンズに向かった。
ニューオリンズについて
まず、被災地に向う。
まだ、全く手がつけられていない
エリアも多くあり、家の形はほぼなく、崩れ落ちた屋根には、SOSの文字や、HELPの文字がかかれており心が張り裂けそうになる中で、空を見上げて、みんなで祈った。
その後、被災が少なかった街に入ると、ジャズが流れ、人々は笑い、復興に向けて信じて疑わない力強さが満ちていて、逆にパワーをもらった。
音楽の持つ魔法のような力を
ここでも、又魅せられた。
みんなで食事をした後、
街に繰り出そうとしていたけれど、
何故か私は、目を開けておれないくらいの眠気に襲われて、ホテルに戻った後は、ひとり一歩も外に出られなかった。
その眠りの中で、不思議な体験をしていた。たくさんの光のような物体が、私の部屋を出入りしては、何かを確かめているようで、情報を上に上に送っているようだった。
そして、その中であるビジョンを魅せられた。私の中にクロスワードのようなボードがあり、手持ちの情報をひとつひとつはめていくと、パズルのピースが繋がって、曼荼羅の絵のようになっていくというものだった。
はじめは、ループにはまっているのだけど、クロスワードが解けるたびに、ひとつ情報がプラスされてまた一つ解かれていく丸いクロスワードの曼荼羅の絵。
この絵、何処かで見た事がある。
いったい何処で?
次の日、ようやく目が覚めて
街にでた。
ただ、何処に行っても、何を食べても、何かのお香のような匂いと、
鐘の音が頭から離れなくて、
何かの術にかけられているような、トワイライトゾーンに入っているようなそんな感じがしていた。
何だろう。。。
その夜、又ホテルの部屋に光がやってきて、私にこう告げた。
「神とは、何処か遠くにいるもの
ではなく、あなたの中にいて
共に働いている。
神に頼ることをやめて、
自分のアイデアを生きなさい。
それが神との関わりである。」
ニューオリンズにまで来て
私が手にしたガイダンスは、
人と神との関わりについて、
何かヒントを与えられたのか、
お題を与えられたのか。
より近くにその何か、を感じる為の旅なのか。。。
そして、左側に感じる
ある一定の周波数は、青い色となり
目に見えて、片時も私の側から離れなくなっていった。
この青い光は何???