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牧野信一「舞踏学校見物」

本日は、牧野信一「舞踏学校見物」を朗読しております。

この作品を読むたびに思い出すことがあります。
子どもの頃、私は親にすすめられるままにピアノを習っていて、それはいまになって思うととてもありがたいことですが、じつはその頃、自分でやってみたいなーと思っていたのはバレエでした。
それで、よくピアノのレッスンをサボっては、近くにあったバレエスクールまでいき、学校の庭から窓越しに、バレエのレッスンを眺めていたものです。

『空色バレリーナ』という本を私が書いたのは、もう10年以上前のことになりますが、きっと、子どもの頃の思いがのこっていたからなのでしょうね。

牧野信一は私の従伯父(いとこおじ・父の年嵩の従兄)です。
牧野信一の作品はほかに、
「地球儀」「香水の虹」「ライス・ワッフルの友」「街上スケツチ」「どうしたら私は憐れな彼女を悸さずに済せるだらう」「センチメンタル・ドライヴ」「鸚鵡の思ひ出」「I Am Not A Poet, But I Am A Poet.」「四郎と口笛」「蛍」「心配な写真」
も朗読しております。あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。