見出し画像

牧野信一「どうしたら私は憐れな彼女を悸さずに済せるだらう」

牧野信一「どうしたら私は憐れな彼女を悸さずに済せるだらう」を朗読しております。
タイトルは長いですが、短い掌編小説です。

「私」の、「彼女」への優しい視線に惹かれます。
書き出しのところの「省こう」と、ラストの「省こう」の置き方の巧みさにも惹かれます。

牧野信一は私の従伯父(いとこおじ・父の年嵩の従兄)です。
牧野信一の作品はほかに、
「地球儀」「香水の虹」「街上スケツチ」「センチメンタル・ドライヴ」「鸚鵡の思ひ出」「I Am Not A Poet, But I Am A Poet.」「四郎と口笛」「蛍」も朗読しております。
あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。