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アンデルセン「赤いくつ」

H・C・アンデルセン「赤いくつ」(楠山正雄・訳)を朗読しております。

貧しい少女カレンは母亡きあと、慈悲深い老婦人にひきとられ育てられます。
しかし、赤い靴に魅せられそれを手に入れたカレンは、老婦人の諫めに背き、信仰儀礼にも赤い靴を履き続けます。
そしてあげくは老婦人が危篤のときに、舞踏会に出かけてしまうのでした…。

恩と裏切りと罪と悔いと赦しの物語です。
切られてもなお踊っていたあの足と靴は…いまもどこかで、踊り続けているのでしょうか…。

アンデルセンの作品は他に、
「すずの兵隊さん」
「雪だるま」
「マッチ売りの少女」
「いいなずけ」
「空とぶトランク」
も朗読しております。
あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。