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江戸川乱歩「木馬は廻る」

本日は江戸川乱歩「木馬は廻る」を朗読しております。

昔は活動館の花形音楽師、いまは木馬館でラッパを吹いている50代の格二郎が主人公。
初出は大正15年(1926年)の探偵小説雑誌『探偵趣味』。
主人公である、かなりくたびれた男性の、しょうもなさと、愛らしさが、せつせつと胸にせまってくる作品です。

江戸川乱歩の作品はほかに、「悪霊物語」「指環」も朗読しております。
あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。