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宮澤賢治「いちょうの実」
本日は、宮澤賢治「いちょうの実」を朗読しております。
母であるいちょうの樹から、いちょうの実たちが旅立っていく日のことが描かれています。
旅立ちの期待と不安を語り合う子どもたち。
「おっかさん」である母のセリフは、ひと言も書かれていませんが、実たちの会話や場景描写から、母が子たちに注いできた愛と、子たちと別れる悲しみが伝わってきます。
ところでゆうべTVで『ふるカフェ系ハルさんの休日』を見ていたら、たまたま「岩手・花巻~宮沢賢治が愛した花壇を愛でるカフェ」というのをやっていました。昨年6月に放送したものの再放送のようでした。
そんなこともあって、十数年前、日本児童文学者協会の「賢治ツアー」で、宮沢賢治記念館や山猫軒、花巻農業高校に移築された羅須地人協会にいったことなどを、懐かしく思い出しました。
宮澤賢治の作品は他に、「マリヴロンと少女」「圖書館幻想」「花壇工作」「どんぐりと山猫」も朗読しております。
あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。