TENETを観て脳みそをめちゃくちゃにされた話
最 高
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クリストファー・ノーラン監督最新作「TENET」を観てきました。
最初に前提として、私はダークナイト以来クリストファー・ノーラン監督作品にズッブズブのファンであり、
そのフィルターが存分にかかっている前提で以下の感想をどうぞ。
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★レビューめいたもの(☆5満点)
面白さ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
難解さ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ヤバさ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
クリストファー・ノーラン監督ぅ！！！ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ニーーーーーーーーーーーーーーーール！！！！！！！ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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いやっあの、いやっ
めっちゃくちゃ最高でした……え、ヤバいな ヤバすぎる
最高すぎる……！
こんな……っ こんな複雑で難解で情報量が多くて緊張感がずっと続く上に画面に映る全てが伏線で、
だけど丁寧に理解できる構成で綺麗に全てが繋がる映画ある……？
え、なに、天才か？？？ 天才だわ(確信)
本当に全部が全部伏線なので、1秒たりとも見逃せないし、何喋ってもネタバレになるから、
ヤバいと最高しか言えない……
特にニールとかいう男、最高じゃないですか？？？
詳しくは観てほしいんですけど、本当に最高すぎる
最後は涙腺が弱まってるのもあってぼろ泣きしちゃった……ニール……
クリストファー・ノーラン監督の作るキャラ本当に最高ですね
きちんとキャラごとに倫理観切り分けてるし、それぞれキャラが立っている……そしてその描写がヘキなので最高になっちゃう……いや……いや……たすけて
もちろん主人公も最高なんですよ
皆さん、口では「任務のために犠牲は付き物、仕方がない」と嘯きながら、
実際は仲間の為に自らの死すら選ぶことが容易で、絶対に助けるストイックなキャラ大好きでしょ？ 大好きです。
しかし、クリストファー・ノーラン監督作のSFはかなり難解で、
インセプションが地上波で放送されたときはテロップで注釈が入ったくらいのレベルだったんですが、
今回はそれを軽々超えてきましたね……
エントロピー、時間遡行、因果と結果の逆転、過去改変……
多分、一発で理解できる人はよほど普段からSFに慣れ親しんでる人なんじゃないかなって思います。
一応、映画の構成的には、ちゃんと簡単な説明→難しいと綺麗なくらい階段状に難解さが上がっていっていて
それも脚本の妙だなと思うのですが、それを差し引いてもあまりにも難しい……！
余計なことを考える暇は全くありませんでした。っていうか考えたら置いて行かれる。置いて行かないで！
けれど、これだけ難解な設定ながら、理解が追い付けたのには、既に私たちの間で似たような状況に馴染みがあったからだと思います。
似たような状況とはつまり「SCP財団」の存在。
SCPっぽいというより、本来は名前が無くとも王道だった流れがSCPによって明確化された、という感じですが、
つまり、一番理解しやすい似たものだったと私は思います。
(※パクリとかではなく、私が作品を解釈するのに必要とした知識がSCPにあった、という感じです)
特に、概念をかみ砕いて理解するのに、一番わかりやすかったのがSCP-710-JP「タイムマシンリボルバー」でした。
この辺りを読んでから望むと、多少は理解の助けになる……かも？ しれないです。
それにしてもTENET……本当に最高でした……
SFと思考実験と時間概念、祖父殺しの解釈と哲学が大好きなところへ
あの圧倒的音と映像美と情報量と怒涛の緊張を詰め込まれたらそらもう脳みそめちゃくちゃですよ
ひぇ……きもちいい……いや……最高……
それに味方側みんな好きすぎる……
ぞのは生き残ることを最善としながら、無茶苦茶で無謀な戦いに挑むために文字通り自分の体も命も存在も何もかも迷いなく擲つことができる人大好き……ひん……
改めて振り返ってみると、矛盾や粗も見えてくるのですが、
それを感じさせない勢いがあるため、間違いなく面白い作品です。
是非劇場で見てほしい……！ 圧倒されて……！！
そして何度も足を運んでほしい。「理解」する為に……！
映画館で見る映画は一回しか見ちゃいけないなんて決まりはないんですから……！！！
ちなみに私はあと20回くらい劇場で見たいですし、既に円盤を買うことが確定しています( ˘ω˘)人
最高をありがとう……
(※まだまだ感想はありますが、どこからネタバレになるかわからないのと長くなってきたのでここまでで！)
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