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「素直」という言葉が嫌いだった。

「素直な人が一番伸びる」
「素直に一回やってみて」
「成功した人の共通点は素直なこと」

なにか講座を受けるたびに聞いてきた
「素直」という単語。

多くの人にとっては
プラスのエネルギーの言葉だと思うけど、
わたしにとっては聴くたびに
テンションが下がる言葉だった。

以前のわたしは
「素直にやってみて」と
言われると、
「なんで?」と
反射的に思ってた。

「どういう理由でそれをやるの?」
「やったら本当に結果が出るの?」
「その根拠はなに?」

とにかく納得させて欲しかった。
”腑に落としてからやりたい”って
思いが強かった。

この腑に落とせない感覚は
「やらない理由」
をつくることにつながっていて、

わたしはいつも、
”結局なんの行動もしない”
という選択をしていた。

だから、どんなに
素晴らしい講座を受けても
素晴らしいセッションを受けても、

さほど変化しない。
さほど成果が出ない。

でも、それを
提供している人のせいにする
ということを繰り返してきた。

今だからわかるけど、
この頃わたしが持っていたのは

「やったことはできなければならない」
「できない人は落ちこぼれ」

という思い込みだ。

そう、実はわたしは、
落ちこぼれになりたくないから、
頑なに行動を起こさずに
いただけなんだ。

とりあえず、やる理由が
わからなくてもいいから、

「やってみる」

ということが、大切なのに。

そして、もし
やってみてできなければ、
人にアドバイスをもらって、
改善していけばいいだけなのに。

その勇気がもてなくて、
できない原因を
人のせいにしていたあの頃。

落ちこぼれになりたくなかった
あの頃の完璧主義の自分を
思い出すと
ものすごく恥ずかしいんだけど、
でも同時に可愛くもある。

だってわたしは、
わたしなりに一生懸命だったし
それでも諦めなかったから。

だからわたしはそんなふうに
諦めずに、少しずつでも
前に進もうとしている人に
「できる」という感動を
味わってほしい。

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