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1年後の検査のお話(參)

点滴針は、やはり私の想像したとおり、「私の最も自信のある箇所」に刺されることになりました。肘を曲げないという条件付きで('A`)

そして点滴は1本管なので、スタンドさえ引きずって行けば(とりあえず)トイレに行くことはできます。あえて括弧付きにした理由は後でわかると思いますのでここでは割愛します。

1年前の手術の時とは打って変わって自由。健康って素晴らしい♥


そして、時間がやってまいりました。はい、検査に、呼ばれました。

私は、看護師に率いられ、「歩いて」その場所に行きました。

その場所には、明らかに「手術室」と表示してありました。

手術室って、ストレッチャーでがらがら運び込まれるイメージだったんですが、歩いて入室してもいいんですね。まあ、歩けるのでいいとしよう。

そして、その部屋のど真ん中に位置する手術台に自力で上がる私。まあ、検査だもんな。大袈裟な演出は必要ないしな。


そして、検査衣の前身頃が剥かれました。。。

裾の下からやってはくれないのね。やっぱりほぼ「まっぱ」なのね。シクシク。。。

あられもない姿で私は、今度は脚を少し開いた状態で固定されました。意識があるまま。

次に鼠径部への局所麻酔。あまり痛く感じなかったのは、あのぶっとい点滴で慣らされたからなんでしょうか?それとも局所麻酔って、針刺したその瞬間から効くものなんでしょうか?昔経験がありますが忘れた('A`)

ただ、「局部」を触られまくったのは覚えてます。そこに性感帯なくてよかった。いくら麻酔されてても、触覚はありますから。


いよいよカテーテル挿入です('A`)脳まで届くアレ。私はどんな奇声を上げるのでしょう?


「ぷつっ。。。」

痛て。刺さったよ。今なんか('A`)

入ってくよ。するする入ってくよ。でも

突然変わるんですよ。手術室内の緊迫感が。スタッフの口調が。そしてカテーテルが止まる。


え?え?何が起きたの?

私の大動脈破れるの?私、大量の血噴出してしぬの?


そんなはずはない。そもそも人間の大動脈が人体図解みたいに真っ直ぐな訳がありません。意外と曲がりくねってます。造影検査やったことがある人にしかわからない真実!

だからこそ、慎重さが必要なのです。現場にも緊張感走る走る。

これ考えたら、昔胃やら大腸やら内視鏡ぶっ込まれた時などちょろいっす。あん時医師、薄笑いとか浮かべてやがったし。。。il||li _| ̄|○il||li



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