派遣社員が労基に行こうとした話
1.はじめに
私は派遣社員として働いておりますが、労基に相談しに行こうと思いました。労基と言っても、労基法違反のための証拠は出せそうになかったので、併設されている「労働相談コーナー」に相談に行こうとしました。その時の経験や思ったことを記しておこうと思います。
現在、派遣として働いている方で何か不満がある方や「派遣 労基」等で検索してここにたどり着いた方等、参考にしていただければと思います。
2. 注意事項
この記事はあくまで私の体験談です。「このやり方が絶対正しいし、絶対にうまくいくぞ!!」というものではありません。あくまで参考程度で読んでいただければと思います。
また、私自身、今回のやり方が正しいとは思っていません。色々な方に迷惑をかけたのは事実ですし復讐めいたものがないと言い切れません。そもそも何が正しくて、何が間違いかという話は各々の価値観に関わることだと思います。今回はあくまで「私の経験」を記載するだけですので、どのように感じたかはこの記事を読んだ人の感性に任せたいと思っています。
上記の点をご了承していただければと思います。よろしくお願いします。
3. 結果と大まかな流れ
先に結果からお伝えいたしますと、労基に行くことはありませんでした。というのも、エリアマネージャーと面談をして解決しました。もし、エリアマネージャーとの面談でも解決できなかった場合は労働相談コーナーへ相談に行っていました。そのようにならなくてよかったです。以下、大まかな流れです。
① 問題が起こる
② 派遣会社に対する悩みを相談するためのチャットアプリで相談。
③ チャットアプリと同部署に設置されている電話相談
④ 派遣会社の営業担当と面談
⑤ 営業担当とSMSでのやり取り
⑥ もう一度電話相談
⑦ エリアマネージャーと面談して解決
以上が大まかな流れです。エリアマネージャーと面談して解決できなければ、労働相談コーナーに行っていました。次項で番号ごとに詳しく記載します。
4.経緯
○経緯を話す前に
では、ここから何があったのか詳しく経緯を記載していきます。前項の詳細の前に、どのような仕事内容なのかを紹介します。
仕事内容ですが派遣によくある事務仕事です。皆さんが想像している通りの仕事と思っていただいて問題ないです。
また、事務業務は主に3つのチームに分かれています。詳しい話はできないので、便宜上、「チームA」「チームB」「チームC」とします。これらは「A」→「B」→「C」と処理した業務が流れる仕事です。私は「チームB」に属していて、問題が起こったのは「チームC」です。
その他、コールを専門としている部署が同部屋に存在します。(ここの部署の人たちも関わってきますので、覚えておいてください。)
①問題の発生
6月頃、繁忙期になり仕事量が急に増えました。そんな中で、現場管理者が朝礼である言葉を発しました。
チームCに対して、上記の発言をしました。後に聞いた話ですが、チームCのメンバーも「ありえない」「おかしい」と言った意見がありました。この発言で問題だと思うのは以下2点です。
業務量については後述します。
少し話は逸れますが、私の職場には現場管理者が2人いますが、2人とも上記のような発言をしていました。現場管理者についての詳しい説明は諸々の関係上省きますが、2人に共通しているのは、以下の点です。
以上の点が挙げられます。また、以前にも問題が起こり、クレームになる指示を平気でしていたので、それを私が止めようとして、言い合いになりました。
その結果、その指示は撤回されましたが、次の日から私はその仕事ができなくなりました。その時、同じ仕事をしていた人が「真木りすあさん(私のHN)がいないとこの仕事をする自信がない」と現場管理者に言ったら、私の仕事のやり方を全否定するようなアドバイスをしていました。
後日、クレーム案件になったものも存在します。このようなことを平気でするような現場管理者であると理解していただければ問題ないです。
話を戻します。しばらくは自分のチームの仕事で手一杯でしたので、ピリピリした環境ではありましたが、通常通り過ごしていました。しかし、7月終わりごろから8月上旬に自分のチームの仕事が一段落するとチームCの仕事に駆り出されるようになりました。ここからが地獄の始まりです。
「最低限終わらせなければならない量(以下ノルマとする)」が到底その日のうちに終わる量ではありませんでした。以下が具体的な量です。
上記の状態がしばらく続きました。途中、上記の管理者の発言もあったので、私の用事をキャンセルしてでも業務を行おうとしていました。(結局、この時はシステムのメンテナンスが入ったため、未遂に終わりました)ここからまた、自チームの仕事が増えましたので、自チームの仕事に戻ります。
8月下旬に私に限界が来ました。まだ自チームの仕事が一段落していない中、急にチームCの手伝いをするように指示されました。しかも、業務変更の理由も言わず、私が離れれば自チームの仕事に遅れが出る状態になるにも関わらずです。
とりあえずチームCの仕事をしますが、相変わらず一日で終わらない量の業務をノルマとして課せられます。また、この繁忙期が始まってからコールの方もヘルプでチームCの業務を手伝っていました。その際また問題発言をしています。それが以下の内容です。
上記の発言が朝礼に現場管理者側からありました。ここでも残業の強要を示唆するような発言がありました。
私がチームCの仕事をしたのはこれが最後で翌日には自チームの仕事に戻ります。しかし、自チームの仕事中に現場管理者から「チームCの仕事がなくなったからチームBで処理し終わったものをチームCに渡してください。」と指示を受けました。
この瞬間に「昨日の私の業務、意味ないじゃん」と思いました。理由は以下の点が挙げられます。
以上の点から昨日私がやった業務の意味がなく、理由も言わない急な業務変更も相まって、限界が来ました。この時にチャットアプリを利用しての相談にすることにしました。
②派遣会社に対する悩みを相談するためのチャットアプリで相談
まず、チャットアプリでの相談に至るまでの経緯を説明します。問題が発生した時、すぐに思ったのは「労基へ相談」でした。しかし、派遣社員が労基に相談していいのか、この程度の相談では労基に相手にされないのではないか等、不安がありました。
ですから、「派遣 労基」で検索をかけました。するとたくさんの情報が出てきます。今回は以下のサイトの情報をもとに事を進めることにしました。
サイト内の情報を見た結果、派遣会社の人に相談してダメなら労基に行くという流れにしました。筋が通っていると思ったからです。この時に「労働相談コーナー」の存在を知りました。証拠が揃っていないので、こちらに相談しようと決意しました。
ただ、派遣会社に相談するといっても問題がありました。相談窓口に相談するにせよ、営業担当に相談するにせよ、アタリハズレが存在します。ハズレを引いた場合の事を考えると不安になりました。(結果は上記の通り、ハズレを引きました。)不安になりながらもまずは専用のチャットアプリを使って相談窓口に相談しました。相談内容は以下の通りです。
上記の文をチャットアプリで送りました。ここまで真面目に読んでくださっている方なら分かると思いますが「変な文章だな」と感じたと思います。
私自身、遠回しに送った文章だと思っていますし、文字による解釈の違いも存在していると思います。(このことは後にエリアマネージャーに指摘されました。)翌日、チャットアプリで返信が来ました。以下がその内容です。
以上が返ってきた内容です。見た瞬間「こいつは何を言っているんだ」と思い、怒りの感情が沸いてきました。納得がいかなかったのですぐに以下の内容を返信します。
以上の内容をチャットアプリで送りました。翌日に返信が来ました。
以上が返信内容です。上記の内容を読み、皆さんはどう思ったでしょうか。多分おかしな部分を感じたと思います。私がおかしいと感じたのは以下の点です。
上記の点を確認のため再び返信をしました。特に私の名前を出してヒアリングをしていた場合は、今後の業務で私が不利にしかならないので要確認だと思いました。同時に、チャットアプリと同部署に設置されている電話にて相談と、営業担当にも相談しました。これらの件は後述します。(電話相談は③、営業担当への相談は④で話します)以下、チャットアプリでの返信内容です。
上記文章が返信した内容です。改めて見返すと感情むき出しで暴走気味になっていますね。「イジメの隠蔽」という例えを出したのはこのやり取りをしているときに「3月のライオン」の7巻の事が頭によぎったからです。
また翌日に返信が来ました。以下がその中身です。
以上が返信内容です。ここで私の名前を出して共有していることが分かりました。はっきり言ってありえないと感じました。確かに私から「匿名で対応してください」という要望は出してないので私にも非があると思います。しかしこのような相談があった場合は名前を伏せて対応すると思っていたので失望していました。
また、「管理者変更」の話が出ていますが、こちらは、電話相談した時の内容になりますので、後述させていただきます。
これ以降、チャットアプリでのやり取りはしていません。チャットアプリでやり取りしても話にならないからです。
③チャットアプリと同部署に設置されている電話相談
チャットアプリで2回目の返信の後、すぐに電話相談をしました。最初、電話をした理由はチャットアプリで対応した人間に文句を言おうと思ったからです。なので電話の開口一番はそれでした。結果、その人間は在宅勤務でした。ふざけんな。
とりあえず、電話先の方に事情を説明しました。その結果初めて寄り添う言葉と謝罪の言葉をいただきました。この瞬間、電話対応してくださる方は信用できると思いました。
この時、どうしたいかを電話で聞かれたので、「現場管理者の変更」を要求しました。これに関しては通らないことは百も承知です。しかし、この発言が一派遣スタッフから出ている時点で問題であるということを感じて欲しかったからこの要求をしました。
一旦、これで電話相談は終了しました。電話対応をしてくださった方は信用ができるという収穫が得られたのは私にとってプラスになりました。この後すぐに営業担当と面談することになりますが、ここから地獄の始まり(part2)です。
④派遣会社の営業担当との面談
偶然、派遣の営業担当がきていたので、電話相談の後にすぐに面談をしました。面談が始まり、営業担当の開口一番の発言が以下の内容です。
私は目が点になりました。この人は何を言っているのだろうと思いました。この言い分のおかしいと感じた部分は以下の点です。
上記の点を許容してしまったら中身がスカスカなものが完成されます。それを納品した結果は取引先からの信用を失うだけです。この時期、同じようなことがバレて信用を失った会社があります。某中古車販売会社です。このままでいくと同じ末路に行きつくと感じました。この話を営業担当にしましたが、理解してもらえませんでした。
因みに、ノルマの決め方のからくりは以下の通りです。
次に、残業を強要するような発言について話しました。向こうの言い分としては、直接残業を強要するような発言はしていないとのこと。言い方に問題があったかもしれないので、その点は注意をするとのこと。
その他、業務内容の変更に関しては、理由を説明するように伝え、こちらのみ了承されました。
ここまでの話を聞いて、私はもう、怒りの感情しか残っていませんでした。この営業担当も管理者擁護をする人間でした。つまり、ハズレを引きました。
しかも、チャットアプリの人間も営業担当も共通しているのは、一切謝罪をしないことです。相談している私がストレスを溜めて限界がきている、その原因が職場にあるのであれば、まずは謝罪をするのか、或いは労いの言葉をかけるのが第一にやることだと思います。それをしないどころか、職場側が正しいという主張を一方的にして、私を言いくるめようとしていました。(ここで謝罪の言葉や労いの言葉があれば、問題を大きくするつもりはありませんでした。)
以上が営業担当との面談でのやり取りです。本来ならこの時点で泣き寝入りするしかないと思いますが、私はこの件を意図的に大きくしました。
というのも、私は昔、圧迫面接を受けたことがあるのですが、その時に何も言い返せず悔しい思いをして、それがトラウマになっています。その時から初対面の人間には恐怖を感じますし、私が納得のいかない主張をしている人間に対しては感情をむき出しにして「おかしいよね!」と主張するようにしています。
以上の事からここから先の目的以下になります。
上記2点を目的として、私は動きます。
⑤ 営業担当とSMSでのやり取り
私の目的が変わったところで、まずは前に電話相談をしたところに再び電話しました。営業担当との面談でのやり取りを報告しました。(ただし、私自身、営業担当とのやり取りで情緒不安定になっていたので、正確には伝わっていないと思います。)そのうえで、今回の件を社内全体で共有してほしい旨を伝えました。
この時も電話対応してくれた方は親身に対応してくれました。この電話問い合わせのみが唯一、信頼できる部署となりました。
この電話の翌日、私宛にSMSが来ました。相手は営業担当です。内容は以下になっています。
上記のメッセージが来ました。これを見て、私はこの後の業務に集中できなくなりました。最も、問題を意図的に大きくしたのは私なので、当然このようなメッセージは来るとは思いましたが、少し動揺してしまいました。
特に、電話対応の件は意味が分からなかったです。こちらとしては、唯一信用できる部署が電話問い合わせなので、ここを閉じられるのが一番の問題でした。営業担当が対応することで、今回の件をもみ消す気が相手にはあると感じました。(そもそも、業務中や休憩時間を超えての電話になるような原因を作っているのも現場管理者や営業担当だと私は思いますが…。)
ここから先は3つの項に分けて話を進めていきます。
(1)電話問い合わせ問題
(2)残業の強要について
(3)ノルマの件
「ノルマの件」が追加されているのはこのメッセージの後に私から質問をしました。重要度的には(2)→(1)→(3)となりますが、時系列優先で上記の順番になります。
また、このメッセージが来たあと、コールチームのリーダーの方に相談をしています。(もちろん、営業担当や現場管理者はその事実を知りません。)この方も信頼できる方です。毎回営業担当からメッセージが来るたびに共有してどうするか考えてくださいました。この時に「第三者機関」や「内部通報」という手段を教えてくれました。これが、エリアマネージャーとの面談につながります。
(1)電話問い合わせ問題
まず、電話相談の件です。最初のSMSがきた後に断りの返信をしました。理由としては、相談をするうえで唯一信頼できる部署であるため、そのルートを閉ざされるのは私にとって不利なことだからです。
休憩時間を超えてしまう可能性のある相談の場合は昼休憩を削ってでも電話をしますという意志を示しました。それに対する返信は以下となります。
このメッセージが返ってきたときに思ったのは「いや、お前が休憩中のやり取りを提案したんだろ!!どんだけ問題をもみ消したいねん!!」でした。
あくまで提案ベースなので無視してもよかったのですが、一応返信はしました。以下、返信内容です。
ここでのポイントは私からの電話相談とメッセージのやり取りは退勤後に行うというところです。このメッセージを送った後、すぐに返信がきました。以下メッセージ内容です。
私の提案を曲解して受け取っていると感じました。「私からのやり取りは退勤後にします。だから営業担当からのメッセージは午後休憩以降にしてください」がこちらの提案です。「向こうからの電話のやり取りの約束」は一切していません。
この返信が来た瞬間、どうしても私に電話相談をさせたくないのだと感じました。そして、話にならないので、この件に関しては無視をしました。
(もともと、まともな回答はもらえないと思っているので、すべてのやり取りを終えた後に電話相談で全て暴露する予定でした。もちろん、この内容も暴露しました。)
(2)残業の強要について
次に残業の強要についての件です。最初のメッセージが来た後に私から送ったメッセージは「チャットアプリで何度も言っているので見てください」というものでした。というのも、チャットアプリの内容はすべて把握したうえでの今回のSMSでのやり取りを行っているとのこと。なので、そのような返信をしました。
しかし、「もっと具体的な内容が欲しい」ということで改めてどのような発言がいつあったかを送りました。(主に、経緯①②の内容を送りました。)
私がメッセージを送った約一週間後、メッセージが返ってきました。内容は以下です。
この一文がきた時は怒りでいっぱいでした。どんな調査をしたらこのような結果になるのかと思いました。
私は現場管理者の発言についてはチームCのメンバーやヘルプでチームCの業務に参加した人たちも「言っていた」と直接聞きました。ですから「事実は確認できませんでした。」という結果になるはずがないのです。それを踏まえて以下の内容をメッセージで返信しました。
上記の内容を返信しました。それに対するメッセージは以下になります。
このメッセージを見た瞬間「バカじゃないの」と思いました。私から「他の人も言っている」という発言をしましたが、「私以外にも悩んでいる人間を信用できない人間に売れ」という選択肢を迫ってきたのです。
さすがにやらかしたと思いましたが、同時にあることに気が付きました。それは派遣スタッフ全員に確認を取っていないことです。全員に聞いていれば、「残業強要の確認は取れなかった」という結果にならないはずです。何故なら私は他の方から「現場管理者から発言があった」という旨の話を聞いているのだから。その点を踏まえてメッセージの返信をしました。
上記文言を見ると分かると思いますが、情緒不安定になっています。このメッセージに対して、以下の返信がきます。
以上の内容が来ました。改めて見ても現場管理者は嘘しか発言していないし、それをもみ消そうとする気満々だなと思いました。
とりあえず、残業の件はこれで、終わりですが、最後に一点だけ確認をしました。「誰かに頼んででも終わらせてください」の発言もしていないかどうかです。これについて確認したら以下の内容が返ってきました。
やはり発言していないという認識でした。隠し通そうとする気満々です。この件については平行線となりました。
(3)ノルマの件
続いて、ノルマの件です。こちらは私から改めて質問をしました。以下がメッセージで送った内容です。
やはり、面談をした時「無理なノルマではない」と言われたことには疑問を感じていたので、それをぶつけました。これについての返信メッセージが以下となります。
一見、筋は通っていると思います。(改めて読んだ私としては、話がズレていると思いますが)しかし、ノルマ達成者の正確性はどのようになっているか不明のままです。
この時期、チームCが行った業務の次工程をチームBが行う事になっていました。その際、ミスが多く見つかり、そのたびに修正を行っていたので、「速さ優先!!丁寧さは二の次で良い!!」という方針には納得していませんでした。そのため、以下の疑問を投げかけました。
この「負担になる」は実際に一緒に働いた人が言っていた言葉です。上記に対する回答は以下になります。
案の定、話がズレてきました。ただでさえ、物量が多いのに合間に適当な業務されると後工程に負担が出てくるのは考えればわかることだと思います。それを体のいい言葉で「問題ない」や「どのポジションも負担がかかっている」と語って、相手にされませんでした。このような状態で速さのみを求めるなら、多少時間をかけても正確性に力をいれてもよいと思います。結果的に業務遂行時間は変わらないので。
(チームCの業務を速いがミスが多いまま次工程に進み、次工程でミスが多く見つかり時間がかかる=チームCが少し時間を掛けても丁寧に業務を行い次工程に進み、次工程にはミスが少ない状態で回ってくるので時間がかからない=使っている時間ほぼ同じになる。もちろんこうならない場合もありますが…。上手に説明できなくて申し訳ないです。)
また、このタイミングでの意味のない労いの言葉は逆に神経を逆なでします。信用できない人の労いの言葉は意味がないという事が分かりますね。(最初から言っていれば話は変わっていましたが…。)
上記の点を踏まえて改めて確認のメッセージを送りました。それが以下の内容です。
上記に対して以下の返信が来ました。
これに関しては言いたいことは理解できます。納期前提で業務をするのは基本だと思うからです。しかし、正確性がないスカスカのものを納品すれば結果的に信頼は落ちるだけです。結局この件は私と現場管理者や営業担当との価値観の違いと解釈して終わりました。
以上が営業担当とのSMSでのやり取りです、ノルマの件は半分理解できましたが、残りの件は理解できませんでした。残業の強要は実際言われたので報告しましたが、それはなかったことにされ、唯一信頼できる電話相談をさせないようにする行動は問題のもみ消しとしか考えられませんでした。
これらを踏まえ、もう一度電話相談することにしました。
⑥もう一度電話相談
前項の営業とのSMSでのやり取りを踏まえて、電話相談を行います。事の顛末をすべて話し、第三者機関の情報を引き出そうとしました。そのために、今までの経緯をノートにまとめました。その結果、A3のノート4ページ分になりました。これをもとにもう一度電話しました。最初は電話先の方も戸惑っていましたが、私の話を紳士に聞いてくださいました。
その結果、誰も関わっていない第三者のものが改めて調査をするという結果になりました。(第三者機関の情報はすぐに出すことができなかったため、このような措置となりました。)この後、チャットアプリの部署の偉い人から連絡が入り、その方経由でエリアマネージャーを紹介してもらいました。
⑦エリアマネージャーと面談して解決
9月の中旬、エリアマネージャーと直接面談をすることになりました。まず、電話相談の時と同様に今回の事の顛末を話しました。その後、以下の返答がきました。
以上の三点の回答がありました。これで目的の一つである「今回の件を社内全体に共有すること」は達成されました。しかし、もう一つの目的である「現場管理者、営業担当、チャットアプリの人間に対して指導が入ること」は達成されていません。エリアマネージャーからは「様子を見ましょう」と言われましたが、そこから音沙汰なしの状態で一か月くらいモヤモヤしていました。
一か月後、エリアマネージャーと電話で話をしました。その報告が以下の内容です。
以上の回答を得られました。上記の報告が私に上手に伝わっていなく、今回の件が有耶無耶にされたと思い、勝手にモヤモヤしていました。
この報告を聞き、「現場管理者、営業担当、チャットアプリの人間に対して指導が入ること」の目的も達成できたと思い、解決に至ったと感じました。(チャットアプリの中の人からの謝罪はないが、上司の人間から謝罪がきています。)ここで解決に至らないようでしたら、労働相談コーナーに向かっていました。
5.その後
この一見以来、私に重要な仕事は回ってこなくなりました。契約更新の希望有無なしに契約終了となりました。つまり“クビ”です。(実際のクビの定義とは違うと思いますが、私からすればクビと同等のものだと感じております。)おそらく派遣会社の「ブラックリスト」や「要注意人物」等のリストに入れられていると思います。
組織の輪を乱したので当然だと思います。私も逆の立場で同じことがあったら、その人間には重要な仕事は回したくないですし、一緒に仕事はしたくないと思います。いや、そもそも今回の騒動のきっかけとなった発言なんてしませんが…。
また、今になりミスが多く見つかり、クレーム案件と謝罪案件になっています。その時の現場管理者の対応は「繁忙期でない時期のミス」という理由でチームCのメンバーを(私情を含んだ)指導をしていました。
しかし、よく確認してみるとミスがあった書類は繁忙期に対応したものなので、管理者にも非があると思っています。そもそも、繁忙期に入った頃に出した指示がすべての原因だと思っていますので、私からすれば“自業自得”であり、“因果応報”だと思っています。
6. まとめ
以上が派遣社員の私が労働相談コーナーに行こうとして行かなかった経緯となります。正直、問題が起こっている途中はストレスが半端なかったですし、夜眠れない日やごはんが喉を通らない日もありました。一方で解決に至った時はあっさり終わってしまい、開いた口が塞がらない状態にしばらくなりました。
この長文記事をここまで読んでくださりありがとうございます。改めて記載しますが、今回のやり方が正しかったかどうかは記事を読んだ皆様の感性に任せたいと思います。そのうえで参考にするなり、感想を述べるなりしていただけたら幸いです。改めて、読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?