毎日初めましての人とお酒を交えるマッチングアプリ戦士を極めたら、スナックのママになってました
突然ですが、皆様、マッチングアプリは使ったことありますか?
私は会社員時代は、ヘビーユーザーでした。
毎週2人以上とは飲んでました😂(常にお酒!)
当店は20.30代のお客様も多いため、お店ではよくマッチングアプリの話題になります。その際は私も全然オープンに話しているのですが、これをnoteで全世界に発信することが私にとってメリットがあるのか謎です🤫あ、もちろん今はしてません🙃
なんでもコンテンツに昇華させた方が面白いし、私のパーソナリティも分かってもらえるのでは🤐というモチベのもと、書きます。
と言っても、こんなやばい人に会った、などのエピソードトークではなく…
マッチングアプリの経験と、現在のスナック経営の関係性について書きます。
私がマッチングアプリを使っていた目的は、恋人探しではありませんでした。あぁもうこれは真っ当に恋人探ししていた男性からしたら、敵だったかもしれません……でも、私が利用していたのは、dineと東カレデート。恋人探しではなく、あくまでデーティングアプリと言われているものしか使っていなかったので……男性の皆様、ご立腹しないでください🥺
そうそう。私、会ったことない人とのメッセージ凄く苦手です…。何十通もだらだらメッセージ重ねても、直接会って会話したら1分の情報量やん😭正直めんどくさい😭的な価値観です。
でもこれは女性では少数派なのかも…
私の友人でも、すぐに会おうとする男性には警戒する女の子が多いです。1ヶ月以上メッセージを続けて、テレビ電話した上でしか会いたくないってポリシーの女の子もいるし、信頼できない人とお酒を飲むとはハードルが高いって女の子もいますよね。(私はむしろ、アルコールなしのシラフで他人と関わるの緊張しちゃう😭カフェでコーヒー1杯で喋り続けるとか無理!プロントなら許す!昼間からアルコール摂取させて!もうお酒一生一緒にいてよね!愛す😭!!!!!)
ということで、会うというスタートラインに立つまでの速度感も人それぞれの価値観に依存するし、感覚が一致する人同士が出会えればいいですね😂
、、話が脱線しました、、、
それでは、何故デーティングアプリを使っていたのか。
『Love Hacks』というメディアが比較図作ってくれていたので、引用します。
わかる〜〜〜私も同じく、『日常と違う体験』のために利用していました。『恋人探し』じゃないんですよね。
端的に、知らない人と、会話するのが楽しかったからです。
ただ日常を送っているだけでは出会うことのない、自分とは異なるバックグラウンド、職業、生活、経験、価値観の人とマッチし、お酒を交えることが楽しかったからです。
主に社会人1年目の頃に使っていたのですが、当時は仕事がめっっっっちゃくちゃ忙しく、たまに早く退勤できたと思っても22時半とかで、そこから誘いに乗ってくれる友達もなかなか捕まらないので、アプリで急遽アポを取って飲みに行くとかしていました😂
今思うと、この時期の活動が、現在のスナック経営に通じているな、とふと思いました。
私はオープンしてから、ほぼ休むことなく、毎日毎日毎日、知らない人と出会い、一緒にお酒を飲ませてもらっています。
世間一般の一定の割合の人は、毎日「(他人と)初めまして」のシチュエーションに身を置くことは、ストレスに感じることでしょう。
そんなタイプの方とは反対に、私は、皆さんに、「少しは休みなよ」、と言われても、休みたくないんです。意地ではなく、本心で、休みたいとは思わない。
お店に立つ以上の楽しさが、休んだところであるとは思えない。
一応仕事であるものの、単純に楽しくて、一番の趣味で、結局休んだところでお客さんを飲みに誘ってしまうと思います😂それくらい、私がやりたくて、毎日この店で、お客様に会いたくて、今の生活を送っています。
全然結婚願望はないけれど、仮に私が結婚式をするとしたら、参加者の9割はお客様だと思うし、そうであって欲しい。そのくらい、私にとっては生活全てがこの店で、それを悲観するわけでもなく、当然の、そして開業当時に思い描いていた通りの生活ができています。
そして、そのくらい、凄く好きだと思えるお客様と毎日過ごせていること、そして、大好きなことを仕事にできていることの幸運さを感じています。
この価値観の根底には、”人への興味”があると思います。
例えば満員電車に乗っている時、隣に暑苦しいおじさんに囲まれたら瞬間的には不快に思うけれど、その人にも幼少期があり、人生があると思うと、気持ちが穏やかになります。車窓越しに遠くに見えるマンションの一戸一戸に灯る光を見ると、それぞれの生活を想像して感慨深くなります。
自分の人生は1つしか歩めないけれど、多くの人と出会い、多くの他人の人生の登場人物になれて、こんなに嬉しいことはありません。
先日、常連様のお誕生日を平日24時きっかりにお祝いしました。他の常連様に示し合わせたわけでもないけれど、そこに何人も、その方と交流の深い常連さんがいて。当たり前かのように、誰かの生活の一部、「家に帰る前に、まきぱんに寄ろう」と思ってもらえる存在でいれていることに改めて気がつき、嬉しくなりました。
毎日毎日毎日、知らない人と出会う。お酒を交える。
「自分には何もスキルも得意なこともない」と思っていた私ですが、マッチングアプリは人一倍やっていました。”人と出会うこと”、”人の人生を知ること”が、楽しかったからです。
仕事終わりに、急遽一緒に飲める人を探していました。そんな私が、今は、仕事終わりにふらっと立ち寄れてコミュニケーションを取れる場所を創っています。
何が仕事になるか分からない現代。
熱狂的なゲーマーが、ただの社会不適合者と言われた時代から、YouTubeなどの動画配信サービスで、ゲーム実況をして多額の金額を稼ぐ時代。
美容整形を繰り返す人が、”整形の事実を隠すべきこと”だとしていた時代から、むしろそれを、有益な実体験のレポートとしてnoteやYouTubeで”公開して”稼ぐ時代。
私には何もない、スキルがない、転職もできない、今以上の環境を自分が手に入れられるわけないと、少し前までは思っていました。
それでも、私には、”他人の人生に興味を持つ”という、特性がありました。毎日知らない人に出会ってみたい、一緒にお酒を飲んでみたいという、しょうもない欲求がありました。笑
余談ですが、世の中では、悪評名高いマッチングアプリ・Tinderも利用したことがありますが、とても有り難かったです。
2021年夏、新型コロナウイルスが蔓延する時代。当時は、緊急事態宣言や、まん延防止措置が繰り返し取られていました。懐かしいですね。当時は、これが永遠に続くのかと思っていました。
当時私は国家資格の勉強中で、休日は、一日14時間位勉強していました。今はそんな机に向かえない…😇
朝7時から勉強して夜中の23時に勉強を終える。そんなスケジュールで、大好きなお酒を友人と待ち合わせして飲むのは難しい。なんてったって、世間は他人同士がお酒を飲めるムードでもないし、まん延防止措置でお店も20時以降は閉まっているし、近所に友達ひとりも住んでない。。
そんな時にTinderでマッチしたご近所さんと24時から近くの公園で落ち合い、コンビニで買ったハイボール濃いめのロング缶と、セブンイレブンのスモークタンを1時間一本勝負でかち込む、というのを頻繁にしていました。
家がご近所だからできる特権。アプリじゃなかったら、こんな徒歩数分のご近所さん、なかなか出会えない。
もちろんこれで危ない目に遭ってしまう女の子もいるのだろうけれど、私は幸い、一度も怖いことに遭遇したことはなく、だからこそ性善説でぱっぱらぴーに生きているのかもしれないけれど…脳みそハッピー野郎😇😇
Tinderでご近所さんに出会えて息抜きできていなければ、ストレスでパンクしていたでしょう😇😇ありがとうTinder🔥
とにもかくも、私は、マッチングアプリで、たくさん良い出会い・良い思いをしてきました。マッチングアプリに限らず、当初はナンパから始まってても、10年以上飲み友関係が続き、今もお店に遊びに来てくれる友人もいます。
とにかく私は、偶発的に他人と出会うことが好きなんです。知らないことを知れるから。新たな価値観に触れられるから。想像もしてみなかった人生を歩んでいる人に出会うことができるから。
話が脱線しすぎて、収集の仕方が分かりません。
とりあえず、何が言いたいかって。
自分の特性、もしかしたら、コンプレックスにさえ思っていることも、秘め事として持っている趣味さえも、もしかしたら、もしかしたら、それが武器となり、仕事にすることもできるかもしれないと言うことです。
私は、『おしゃべり好き』『人と関わることが好き』『お酒が好き』。
そしてそのために、フットワーク軽く、毎晩動くことができる。
これ以外、何もありませんでした。
こんな3つの条件、大きなスキルではなく、世の中の多くの人が当てはまる特性ですよね。「そんなん俺だって、私だってあるわ」、って、これを読んでる皆さんも思いませんか?
だから、自分が他人より秀でてできることなんて、何もないと思っていました。何もないから、転職活動をしようと思っても、何がしたいのか分からない。何をスキルと呼んでいいのか分からない。現職より条件が下がって当たり前だと思っていました。
でも、実際に今、たったこの3つの、ほんのちっぽけな武器だけで。自分の大好きな、自分の価値観に沿った、それこそ休めと言われても休みたくないと思えるほど、愛してやまない仕事をできています。
今は、コンプレックスまでもが、コンテンツになる時代です。
とても良い時代になったと思います。
『好きを仕事にする』派も入れば、『仕事は仕事と割り切って、趣味は純粋な趣味として大切にする』派もいます。
どちらが正解なんてありません。どちらが幸福度高いかも、比べて分かるものでもありません。
でも、私みたいに、本当に何も持たず、自信も何もなかった人間が、自分が日頃から行っていた趣味(=マッチングアプリ)の延長線上に、大好きなことを仕事にしている人もいるということを伝えたくてこの記事を書きました。
私だって当時は、マッチングアプリのヘビーユーザーなんてことは、そんなに大っぴらに公言していたわけではありません。どちらかと言えば、まだ公言するのは恥ずかしいこと、としてひっそり使用していました。
あなたがついしてしまうことは、なんですか?
あなたが人一倍興味のあることは、なんですか?
大事にしたい価値観は、なんですか?
これを呼んでくださった方のうち一人でも、自身の強みになるものに気が付き、満足に人生を送る手助けとなれば幸いです。
追伸)
スナックまきぱん(27)は、女の子だけのグループもたくさん来てくれる飲み屋さんです!!みんなノリ良し、お酒飲める、楽しく会話できる素敵な女性ばかりです😌マッチングアプリよりも自然に出会えて楽しく飲めちゃうかもよ?っていうこじつけ宣伝でしたん😌🌸
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