16万分の1の最高にトゥースな時間を過ごしてきた話。
2023年3月某日、ラジオ内で突如発表された「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」
それから約1年…土曜深夜のラジオはもちろん、東京ドームへの道(Youtube)、宣伝グッズ販売、脱出ゲームなど、たくさんの施策がなされる中、幸運なことに2次先行でチケットを獲得することができ、待ちに待ったこの日を体験してきた。
興奮冷めやらぬまま筆と取ってみたはいいけれど、ふわふわとした高揚感もあり、記憶が朧げになっている部分があるので、ざっくりとした感想を認めようと思う。
※ネタバレあり※
開演前から熱気に包まれる会場
春日駅から降りると、同じくドームに向かうリトルトゥース(*番組リスナーの愛称)の姿。
1人で向かっていたので、そわそわしつつもその姿に勝手に親近感が増し、一緒に体感できることに嬉しさを覚えた。
そして、友人と合流し東京ドームへ。
会場の周りにはオードリーをはじめ、チーム付け焼き刃(ラジオチーム)の幟が立ち並んでいて、気持ちが高揚した。
何より、ものすごい数のリトルトゥースがいて、
「ラジオは1人で聴くものだけど、こんなに聴いている人がいるんだよな…」と改めて思ったし、不思議な感覚に陥った。
いよいよ開演
友人とはグッズを一緒に買ったあと別れ、1人で「サトミツ・青銅のオール前座ニッポン」を聴きながら開演待ち。
17時30分ーーーーーーー
星野源さんが書き下ろしたイベント主題歌「おともだち」とともに、VTRが映し出され、その楽曲とアニメーションの融合にすでにうるうる。
そのままオードリー登場の演出に切り替わり、若林さんが登場。
若林さんがラスタ号に乗ってアリーナ席の外周をまわっている中、春日さんも登場。2人が登場した瞬間の歓声と拍手に鳥肌と涙が止まらなかった。
センターステージに設置されたラジオブースに座った2人のオープニングトークでは、若林さんの宿泊した部屋からは東京ドームが見えなかった話、サトミツ(佐藤満春)さんからダンボールトイレを支給された話、前日どんなふうに過ごしたかなど、いつも通りのオープニングトークが始まり、ここは東京ドームだったよね?と笑いそうになった。
それぞれのトークゾーンも大盛り上がり
若林さんがUber Eatsの配達員を始めて、チップをもらうのにアドバイスをもらっていた話、春日さんが思い出の町中華のポークソテーの味を求めて奔走し、実際に作って若林さんに振る舞っていたり…(その再現率にスカそうと思った若林さんが泣きそうになっていた姿に私まで泣きそうになった)
普段のラジオと何も変わらない2人らしいトークゾーンも大盛り上がりだった。
味玉をかけたプロセスマッチ
春日さんが、妻・クミさんがつけたいという味玉トッピングをケチっている話から派生して、クミさんとの親交もあるフワちゃんとのプロレスマッチが展開され、熱戦が繰り広げられていた。
残念ながらフワちゃんが負けてしまったけれど、結果味玉OKになり、会場には鬼そば藤谷で使用できる味玉トッピング無料券の雨が降り注いだ。私も味玉トッピングチケット欲しかったー!!!笑
DJ.wakaとサプライズゲストとのセッション
若林さんのパートは、番組内の名言(迷言?)をオールナイトニッポンのテーマソングに合わせて紹介。
2曲目を終え、LIGHTHOUSEのエンディングテーマ「Orange」 に切り替わるところで「久しぶりだな、東京ドーム」の声とともにセンターに現れたのは、イベント主題歌を担当した星野源さん!!これには会場も驚きの声と歓声が上がっていた。
Orangeを歌い上げると、2人のトークゾーンへ。
LIGHTHOUSEさながらのトークで会場を沸かし、「もう一曲唄いませんか?」と「Pop Virus」のコラボを披露してくれた。
こんな贅沢すぎる時間いただいていいんですか??
エンディング
感動と冷めやらぬまま「死んでもやめんじゃねーぞ」のコーナー、エンディングへと進み、トロッコでアリーナを外周しながらリトルトゥースのタオルにツッコミを入れたり、終始楽しそうなトークが繰り広げられていた。
圧巻の30分を超える漫才
そんなエンディングトークが終わって、静まり返った会場にスポットライトが灯り、センターステージに現れたのはスタンドマイク。
そして、スーツ姿の若林さんと、ピンクベストの春日さん…
オードリーを好きになって早16年、初めて見た時の姿、初めての生漫才。
中学時代からの付き合いがある2人が当時と変わらないままの姿でラジオをし、漫才をし、16万人を沸かしている…泣かない理由がない。
いつぞやかの番組で若林さんが「ラジオやネタをやっていても、昼休みの延長をしている感じだから、コンビが解散するとはもうお笑いを辞めるとき」という話をしていたけれど…
春日さんのゲレンデにボールをぶつけまくって、クリーム砲ぶちまけてゲラゲラ笑う若林さんと、それにブチギレる春日さん…
本当に中高生男児みたいなバカみたいなことをずっとやっていてほしいと思ったし、東京ドームという大きな箱で伝説を作ったという実績ができても、Uber Eatsのチップ数百円や町中華のポークライスの味に喜んでいる2人でいてほしい。
終わったあとの充実感に満ちた2人のあの表情を一生忘れることはないだろう。
私自身、プライベートでいろんなことが重なり、気力も体力も落ち込んでいて行くか行かないか迷っていたけれど、行けて本当によかったし、オードリーとラジオの力をすごく感じた。
兎にも角にも、本当に最高にトゥースな3時間半だった。
「何年後になるかわからないけれど、お互いにトゥースだったらまたやろうよ」
若林さんの言葉を信じて、これからも土曜深夜にラジオを聴こうと思う。
本当に素敵な時間をありがとうございました!!!
土曜のラジオまで、余韻に浸りながら #オードリーANN東京ドーム のハッシュタグを漁ろうと思う。
後日談
興奮冷めやらぬまま、翌日…
ZIPでの水卜アナのトークに泣き、DayDayでの山ちゃんのぼやきに笑い…
その勢いで『だが、情熱はある』を見返して号泣したのは後の祭り。