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【育児録】幼心と春の空
突然の育児録になってしまうのですが、
この感情....というか気持ちを残しておきたくて。
現在、5歳になる長女は、30週1408gの極低出生体重児で生まれました。
この辺の話はいずれ書きたいなあと思っているのですが......
定期検診は常に問題なし、1週間前に受けた検診も問題なし.....
だったにも関わらず、産休を直前に控えた朝、前触れもなく破水。
一度産婦人科に向かったものの、早産児を受け入れる体制が整っていない所だったため、そのままNICUがある大学病院に緊急搬送され、緊急帝王切開。
目が覚めたときには生まれていて、初対面は保育器越し。
五体満足で生まれてきてくれたことに安堵しつつも、自分を責めない日はありませんでした。
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両手のひらに収まるサイズでした。
そんな長女ももう5歳。
幸いなことに、なんの障害もなく、大きな病気をすることもなく過ごしていて、昨日はフォローアップ検診を受けに生まれた病院へ行ってきました。
※出生体重や諸々によって変わって来ると思うのですが、年に長女は年に1回、発達発育の遅延がないかなどをチェックしてもらっています。
年1回と言いつつ、去年はコロナ禍と長男の産後ということもあってスルーしていて、最後に行ったのは2年前で3歳のとき。
この時すでに発達発育ともに平均に追いついていて、問題もなかったのですが、来年小学生に上がることを見据えて受診。
3歳のときには新版K式発達検査を行ったので、今回もあるのかなと思ったのですが....
※新版Ꮶ式発達検査検査とは....※
子どもの心身の発達の度合いを調べ、療育などの子どもの発達支援に役立てるための検査。
子どもの発達の水準や偏りを「姿勢・運動」(P-M)、「認知・適応」(C-A)、「言語・社会」(L-S)の3領域から評価します。なお、3歳以上では「認知・適応」面、「言語・社会」面に重点を置いている。
今回は…
■身体能力チェック
→ジャンプ、けんけんぱ、スキップが出来るか。
■言語・認知能力チェック
→Q&A (お友達と何して遊んでる?とか保育園の話からヒアリング)、数数え、図形書き、お絵かき(人の顔)
と簡単なものでした。
あとは気になることを相談。
■身長が半年くらい伸び悩んでいる
→成長曲線を見る限りでは心配なさそう。計測の誤差もあるが、今後も気になるようであれば要相談。
■精神面の幼さ(集中力が足りない、落ち着きがないなど)
→保育園(集団生活内)で、そういった指摘がなければ特に心配ない。
今(診察中)も受け答えがしっかりできているし、話も聞けているから、家だと甘えが出ているのだろうとのこと。
就学前(来年)に発達テストをして、問題なければフォローアップ卒業という流れになりました。
そんなこんなで、通院のため長男を夫に預けて久しぶりに長女と二人きり。
ゆっくり出来るかな〜と思ったのですが、公園を見るやいなや
『公園で遊ぶ!!!!!』
と一人で走り出してしまい....
5年前、同じ道を通って退院した日は
・ちゃん育てられるのか.....
・寝ているときに何かあったらどうしよう....
・後々何か障害が出てきたらどうしよう....
とにかく不安で不安で仕方なかったのに....
小さくなっていく背中を見ながら
大きくなったなあ.....
しみじみそう感じて、危うくほろり.....
が、そのあと公園で遊んでいたら思った以上に時間が過ぎてしまい、帰ることを伝えると
『もっとママと二人で色々したかったのに!!!(怒)』
と怒られ.......
『いやいや、自分が公園で遊びたいって言って一人で遊んでたんでしょうよ....』
そう呆れながら、5歳児の幼心は難しいなと思った1日でした。
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