コロナ禍以降で初めて4人でレコーディングした音源。shannons「雫/よあけのねいろ」リリースしました。

2022年10月5日 20:56

こんにちは。まきおです。
本日、僕が所属するバンドshannonsの久々の音源、「雫/よあけのねいろ」がリリースとなりました。

Apple MusicやSpotyfyなど各種配信サービスでお聴きいただけます。

コロナ禍以降、たくさんのミュージシャンが活動に苦戦していたと思います。
僕たちshannonsも例にもれず、コロナ禍以降活動がうまくできない日々が続いてきました。
この音源のリリースもいろんな経緯を経た、難産の末のリリースです。

コロナ禍以降の僕たちshannons

コロナ禍の影が忍び寄っていた2020年2月。
僕たちshannonsは遠距離バンドとなりました。
ボーカルの大濱くんが地元滋賀に帰ることになったんです。

そこに合わせてのコロナ禍の到来。
今では懐かしいですが、その後1年程度は「県を跨ぐ移動の自粛」が言われたりしていたので、なかなか顔を合わすこと自体も難しくなっていったのでした。

そんな中で僕たちshannonsは遠距離でありながら、セルフで録音した音源を送り合って、楽曲をリリースしていきます。

2020年4月〜2020年10月まで、毎月1曲、シングル曲をリリースしていました。

リモートだからこそ、結構実験的なアレンジもしていておもしろい曲たちでした。
その時の「セルフレコーディング」について書いたnoteもあります。

この時は本当に、一度も会わず、6曲をリリースしていました。
コロナで時間があったからとはいえ、なかなかハードなことをしていたと思います。
だって一度もセッションせずに、音を合わせずに、音源を作っているですからね笑

その後無理が祟ったのか、10月にリリースした6曲目「GAS」を最後にリリースを続けることが難しくなりました。
まだまだライブをすることも難しく、shannonsの活動はかなりスローダウンしていきます。

その間にボーカルの大濱くんは上白石萌音さんの楽曲を作ったり、STU48のシングル曲を書いたりと作家としての活動を頑張り、力をつけていっていました。

僕もちょうど映像制作を仕事として活発にやり始めたのがこの頃で、「バンド」で活動するよりは個人の力を溜め込むような時期だったと思います。

GASのリリース以降も「音源を出したい」という話は、shannonsの間でたびたび持ち上がっていました。
「雫」の原曲に関しては、2021年の中頃にはすでに出ていたように思います。

「やっぱりアップテンポでキャッチーなshannonsの曲を作りたいよね」
そんなことを話していました。

大濱くんが打ち込みで音源を作り、僕が仮のドラムを入れるところまでは進んでいたように思います。

「よあけのねいろ」は確か今年の頭、寒い時期にアレンジを練っていた気がします。

しかしなかなかアレンジが決まりきらない日々。
僕たちは原点に立ち返って、
「もう一度集まって、エンジニアさんを入れてちゃんとレコーディングしよう」
という話にまとまります。

と、いうことで今年の7月、2019年リリースのフルアルバム「クロールで旋回しながら」依頼の、4人+エンジニアさんでのレコーディングを実施しました。

「クロールで旋回しながら」より、「深海」

エンジニアは、クロールで旋回しながらと同じ澤田さんにお願いしました。

普通のバンドだと考えられないんですけど、こうやってちゃんとレコーディングするのは3年ぶりなんですね笑
セルフレコーディングで音源を作り続けていたので、逆に新鮮な気持ちでした。

そうやってなんとかリリースに漕ぎ着けたのが、今回の「雫/よあけのねいろ」です。

僕たちは本当に久しぶりに、こうやって活動をすることができています。
コロナ禍にあっても、これまでと同じように、これまで以上に活発にライブ活動をしている人たちもいます。

僕個人としては、コロナ禍まではたくさんやっていたライブサポートの仕事もほぼほぼできなくなってしまいました。
なかなか難しいなと思う日々が続きますが、多分、ゆっくりでも続けていくことが今の僕たちの正解なのかな、と思っています。

僕はshannons4人の音楽がとっても好きです。
これからもこの4人の音楽が鳴り続けたら嬉しいな、と思っています。

よければ久しぶりに京都でのライブも決まっています。

10/15 リリース記念ワンマンライブ @京都VOXhall
10/16 カトキット/shannons/シンガロンパレード @京都DEWEY

もしご興味あればぜひお越しください。
コメント等いただけましたら、チケットのご予約させていただきます。

それでは今後とも、僕たちshannonsをよろしくお願いします！