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6/6「歴史の地層を探る」フィールドワーク調査発表会

6月6日の専門ゼミI(政治・文化複合史)では「歴史の地層を探る」と題したフィールドワークの調査結果発表会を行いました。各グループは事前に共通テーマに即して地域を選択し、フィールドワークの計画、実施、そして調査結果のまとめを行ってもらっています。

グループ①は、三鷹周辺に関するフィールドワークを行いました。
三鷹の地名の由来から始まり、中島飛行機製作所武蔵工場跡地を中心に、三鷹の第二次世界大戦前後の記念碑、関連寺社仏閣の爆弾破片、空襲跡などについて調査を行ったようです。クイズや景品もあり、聴衆を飽きさせない工夫が施されていました。

グループ②は、横浜市中区周辺のフィールドワークを行いました。
江戸時代末期の開国とともに港町として発展してきたその歴史的痕跡が、赤レンガ倉庫、税関、「象の鼻」波止場などに見て取ることができたようです。きらびやかなな観光地区としての横浜市中区の奥に潜む歴史的経緯を掴むことができ、日頃は目に留まらない「歴史的地層」について考察する良い機会になったのではと思います。

グループ③は、上野公園周辺のフィールドワークを行いました。
明治維新、太平洋戦争期前後と様々な歴史的転換点の中心地としてあった上野公園は、様々な場所に安置されている記念碑・記念像をはじめ、その地形や寛永寺など寺社仏閣にも歴史的痕跡が豊富にある場所でもあります。グループ③は、現地での調査に加え、それら記念碑・記念像あるいは寺社仏閣に関連する論文・書籍も読みこなしたうえで充実した発表を行っていることがうかがえました。

投票の結果、三グループとも票が分かれたのですが、グループ③が見事一位を勝ち取り、景品スタバ商品券3,000円を得ることができました。

今回もとても内容の濃い発表ばかりで甲乙つけがたいものばかりでした。私も大変勉強になり、楽しく発表を拝聴することができたように思います。


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