田舎で始まるコンビニの戦い
こんな田舎になぜ高校が?というくらいの田舎に高校があるのですが、その正門の真ん前に一軒のコンビニエンスストアがあります。
田舎ですから、周囲にほとんど店もなく、高校生が学校帰りに買い食いするような店がちらほらできたのですが、何件もの店がコンビニへの闘いを挑んで敗れ去っていきました。
じゃぁ、このコンビニ、人気があるかというとその逆で、高校生たちからは「店長が無愛想」と全く人気がないんです。お弁当類なんかも仕入れをギリギリまで削っているのか、夕方過ぎるとほとんどなくなっていて補充もなく、地域の人たちからもいざという時に頼りにならないと不人気のお店なんです。店の中もなんだか暗くて。
普通ならとっくに潰れているのでしょうが、寡占というより独占状態になっているので、お客は「こんな店いやだ」と思っていても4キロ先の別のコンビニまで行かずにこのお店で買ってしまうため、このコンビニは存続できてしまうわけです。
このように寡占や独占状態は消費者にとってとても不利な状態ですが、いざ競争相手が現れると局面が変わってしまいます。
この高校から100mほど離れたところに新しくライバルチェーンのコンビニができます。立地的には既存店よりも完全に不利ですが、戦いの行方はどうなるのでしょうか?
そして既存店の店長は愛想が良くなるのでしょうか?
状況に変化がありましたら、お知らせしたいと思います。