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目的のために捨てる業務、変える業務、加える業務



前回の続きです。

この事例の会社が販売システムを導入する目的が「データを集計して分析し、対策を立てることで売上の向上につなげる」ということであれば、それを業務として組み込まなければ意味がありません。

システムを導入すると、導入前よりも細かくデータを貯めることができます。そうするとこれまでは精度が粗かったデータも細かく見ることができますし、いままでは見ることができなかったデータも見れるようになります。

そこで、
・システムの導入で不要になった集計業務を廃止して、
・データの集計を細かくできるようになった業務を変更し、
・新たに見れるようになったデータを集計する業務を追加する
ということをしなければなりません。

システムを導入するのなら「捨てるべき業務は捨て、変えるべき業務は変え、加えるべき業務は加える」ということをしっかりとやって、定着させなければシステムの導入目的は実現できませんし、もちろん効果も現れません。

でも、これを定着させるにはさらに…

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