日本が経験した3つの敗戦
自分の経営判断に自信を持ちたいですよね。
先週からご紹介している、経営判断に自信を持つためのセミナーです。
正しく経営判断ができる3つのスキル!セミナー
5月31日の日本経済新聞朝刊のオピニオン欄。
書いたのは論説委員。
そこに、日本が経験した「3つの敗戦」が登場しました。
1つ目は1945年の敗戦。
公式には終戦ですが、「敗戦」としています。
2つ目は1990年代の経済敗戦。
バブル崩壊からの失われた20年のことを指しているのでしょう。
「経済敗戦」と言われてしまうと敗北感がひしひしと来ますね。
ただ、その敗戦処理はまだ終わっていないんじゃないですかね。
過去に書いたメルマガ、2つです。
日本は経済成長してない
日本は安くなった?貧しくなった?
3つ目は、コロナ敗戦。
「ゆるく、ばらばら、のんき」というフレーズでまとめ、「この国の問題点を示してあまりある」と厳しく断じています。詳しくは当日の日本経済新聞をご覧ください。
この論説委員によれば、この3つの敗戦は「日本という国家の劣化を表している」とのこと。
ここで、1990年年代以降の日本経済は負けたのかどうか、日本のコロナ対応は負けたのかどうか、日本という国は劣化してるのかどうか、を論じようというのではありません。
危機管理は最悪の状況を想定するのが第一です。
であれば、国の劣化という最悪の状況を想定しておくべき、ということをお伝えしたいわけです。
コロナは災害です。
病気以外にも日本は自然災害の多い国です。
本当に日本という国が劣化しているのだとしたら、そうした災害時に政府は大したことができないかもしれない、ということを想定して経営しておくべきではないか、ということです。
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