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初動を間違えると・・・



昨日の報道によれば今日、7都府県に対して緊急事態宣言が出されるようですね。

一昨年あたりにスポーツ界で不祥事が続いたとき、協会や所属団体のとった対応が批判にさらされ、ワイドショーなどでは危機管理の専門家といわれる人たちが「初動を完全に誤りましたね」などとコメントしていたのを覚えている方もいるでしょう。

感染の拡大状況が今ほど深刻ではない2月の中旬に、いくつかの会社を経営している社長さんとお会いしたのですが、「中国から原料が入ってこなくて(経営している会社の中の)ひとつは完全にストップ。だからすべての社員を別の会社へ移して清算しちゃった。」とおっしゃっていました。
傷口にすらならない早い時期にとった的確な対応とその実行の速さに驚いたのを覚えています。

BCP(事業継続計画)の重要な役割は、初動の対応を間違えないためだと個人的には思っています。

初期対応を間違えるとそのリカバリに時間と労力を割かれ、本来やるべき対応をとることができず、最悪のケースでは延々と初動ミスのリカバリを続けることもありえるからです。

大変な事態が起きたとき、冷静でいられないこともあります。そんなときにBCPが予め決めてあれば、間違った判断はしないはずです。

さあ沖縄の経営者さんも小池都知事が出す緊急事態措置を参考に、自分はどうするか考えてみませんか?

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