☆似顔絵DE23-24総括☆
楽しさ満載だった今季のプレミアリーグ。似顔絵と共に振り返っていきましょう。
最終節。最低条件の勝利を掴みましたが、優勝ならずにガックシ。
しかしながら、終盤戦怒涛の6連勝など有終の美を飾りました。
【データで振り返る今季の躍進】
クラブ史上最多の28勝を記録。勝ち点は89まで伸びました。
アルテタ政権が獲得した若手が中堅になり、揃って全盛期を迎えつつあります。黄金期到来の予感をひしひしと感じますね。
躍進の最大の強みとなったディフェンスライン。サリバ&マガリャンフル稼働で、リーグ最少の29失点。
サイドバックは不動のホワイト。左は冨安さん、ジンチェンコ、キヴィオルと多士済々。最終戦で復帰したティンバーに目途が立てば、今後数シーズンは補強不要でしょう。
来季以降は負傷者の管理が肝となってきそうです。
【ピックアッププレイヤー】
序盤は大苦戦したハヴァーツ。CF起用が増えてきたシーズン中盤から巻き返しに大成功。プレミアリーグ13得点7アシストで20得点関与を達成しました。
高身長でフィジカルが強く、最前線ではドッシリとした存在感。視野の広さを活かしたチャンスメイクとチェイシングで、リンクマンとしても上々。ウイングに得点を割り振れる、理想的なCFに昇華しました。
完全フィットした状態からスタートできる来季は期待大! 今季の勢いそのままに、優勝に貢献してもらいたい。
中盤ながら、7得点8アシストと気を吐いたデクラン・ライス。精密過ぎるキック精度が、この数字に結びつきました。
ハイスピードプレスで中盤の広範囲をカバーする圧巻の守備能力を披露。相手のシュート本数を抑える重責を淡々とこなしてくれました。
ライス&ハヴァーツは稼働率も素晴らしく、大型補強組は大成功でした。
スパサブからスタメンへと昇格したトロサール。それもそのはず、プレミアリーグのみで12得点1アシストを記録。
出場時間は1647分なので、得点率の高さはかなりのもの。昨季はアシストマシーンだったので、今季の躍動は嬉しい誤算。
貴重なベテラン枠の必殺仕事人として、今後もチームを救ってほしいところ。
攻撃面での成長が目を見張った冨安選手。得意のインナーラップ&安定した守備性能でファーストチョイスを死守。リーグ中盤戦の離脱が悔やまれますが、レフトバックは皆似通った状況でした。
ウイングと並走し、ショルダーで刈り取る対人守備も健在。最終節の魂の同点弾は激熱でした。来季も様々なポジションでチームを助けてもらいたい。
【来季に向けての補強談義】
昨今のプレミアリーグの傾向として、ビック6は不調でも監督を中々解任しません。ひょっとすると、数年の大不振から巻き返したアルテタ監督をモデルケースにしているかもしれませんね。
チームの骨子はできあがり、大物数名のピンポイント補強で何とかなりそう。アルテタ監督は確かな方向性を示しており、スカウトの目利きも優秀です。
他チームをそこまで観戦できていないのですが、僕が欲しいのは……
センターフォワード・・・・・・セルロート [ビジャレアル]
センターハーフ・・・・・・ギャラガー [チェルシー]
の二人。セルロートは高さが武器の万能フィニッシャー。ギャラガーは中盤の汗かき役です。
プレミアとCL順位給で、莫大な収益を確保しました。CL常連組に返り咲いたアーセナルは、選手にとっても魅力的なクラブに映るはずです。
ともあれ、今季も応援お疲れ様でした。結果は残念だけど、確かな手ごたえを感じた充実のシーズンでした。選手たちにはこの銀メダルを誇りに思ってほしい。
シーズンオフ中もたま~に更新するかもしれないので、良ければお立ち寄り下さい。
では、来シーズンを楽しみに待ちましょう。読了ありがとうございました。
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