似顔絵DEマチレポ:リーズ戦
うんざりするほどエネルギッシュ。アウェーリーズのパワフルな洗礼。
前節リバポ戦のスタメンを継続。ELアウェー戦から中二日という鬼日程。ノルウェー往復からの連戦が選手の体力を蝕む事に。
35分。ロドリゴのサイドチェンジが流れ、ボールを収めたウデゴー。
スルーパスを供給されたサカが右足を振りぬき先制点を奪う!
逆足天井ぶち抜き弾をかましたサカは、ELに引き続き二戦連発。尻上がりに調子を上げております。
勤続疲労が祟り、ガス欠気味のガナーズに付け込むリーズ。
後半は防戦一方も、ラムズデールのファインセーブ連発でかろうじて凌ぎきる。
中距離砲に加え、裏抜けからの一対一など、判断力を問われるシチュエーションにすべて対応して見せたラム様。文句なしのMVPで、W杯スタメン獲りの良いアピールになった事でしょう。
疲弊した選手たちを見かねたアルテタ監督。早々に攻めを諦め、主力を下げていきます。
久出場のホールディング投入で、5バック気味の穴熊戦術を敢行。首位維持のためには、なりふり構っておれません!
ド終盤には、相手FWの三文芝居で退場騒動が持ち上がったマガリャンイス。
露骨極まりないダーティプレイで90分の苦労が台無しにされる寸前に。文明の利器VRのファインプレイに救われました。
観戦する側も疲れるほどのギリ辛勝。しかし、疲労困憊の中で拾った勝ち点3は重みがあります。
【重くのしかかる過密日程。冨安選手の利便性が活きる】
リーグ二戦連続先発フル出場の冨安選手。
リーズの前線プレスに手を焼き、前半はやや低調。後半は得意の右に回り、クリーンシートに貢献しました。
慎重なポジショニングに終始し、攻撃への貢献度が低かったかもしれません。チームメイトの疲労に引きずられた側面もあるでしょう。
より推進力があり、シュート力も魅力のティアニー。しかし、二日前にフル出場した彼を先発させるのはリスキーでした。
昨シーズン、冨安選手以上に離脱期間が長かったティアニー。ジンチェンコ不在の今、繊細なマネジメントが要求される局面なのです。
中、長期を見据えた、早め早めの選手交代で戦線を維持しているアルテタ監督。また二日後にELを控え、厳しいやり繰りを迫られる事に。
しかもPSV戦。トーマス休ませたいけど、やはり無理でしょうか……。
リバポがシティを下し、微妙にうれしい日曜日となりました。
自ら掴んだ上昇気流、総力戦で維持してほしいものです。
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