似顔絵DEマチレポ:サウサンプトン戦
崖っぷちの対下位三連敗。絶望的な閉塞感に、抗う術はあるのか……。
前線の基準点であるラカZが病欠。ベンチには見知らぬメンバーがずらり。
若手の奮起に期待も、結果にはつながらず。
シュート数、ボール支配率などのスタッツでは圧倒しながらの完封負け。
エリア内に守備要員を寿司詰めにした人海戦術の前に、なすすべがありませんでした。
■薄い選手層がスカッドを蝕む
欠場の影響が甚大のトーマス離脱。ロコンガにはまだ荷が重いポジションであり、彼を育てている余裕はなさそう。
プレミアでの経験を積んだナイルズとチャンバース、両名を冬に手放したことがボディブローの様に効いてきています。
カウンターストッパーの守備要員としては優秀なジャカ。しかし、小回りが効かずトーマスのような細やかな配給ができていません。
左足の一発はありますが、トーマスが居てこそ輝く人材でしょう。
■ 復帰が待たれる右サイドの司令塔
序盤戦、右サイドの低い位置に構えて配給役もこなしていた冨安選手。
ボールタッチ数もチームトップクラス。トーマス不在の今こそ、その補填となりうる性質を備えています。
フルメンバーが万全な状態であれば、シティやリバポも苦しめるポテンシャルを備えているガナーズ。現在の弱体化は、選手層の薄さの露呈に他なりません。
21日チェルシー戦、23日ユナイテッド戦。まさに地獄の耐久レースが待ち構えていますw
観戦する側は開き直って楽しむしかない。ヤングガナーズには、来季に繋がる戦いを披露してもらいたいものです。
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