《駄記憶計画》終わりました
以前〈駄文藝〉というお遊びをしました。詳細はこちらに↓
で、今回この駄文藝シリーズ第二弾を性懲りもなく思いついてしまいました。こんな時代なので役に立たない阿呆なことをやりたくてやりたくて仕方ないのですよ。
今回は、その名も《駄記憶》。
●駄記憶とは何か。
簡単に言うと「なんでこんなこといつまでも覚えてるんだろう」というようなどうでもいいような記憶のことです。
人に話すようなエピソードでもないので誰にも話したことがないし、「あの時おまえこんなことを」などと人から聞くこともない。笑いも涙もオチもない。なのになぜか覚えていて忘れることがない。そんな記憶を駄記憶と名付けてみました。
自分でも何の役にも立たない無意味な記憶なのですから、他人にとっては尚更無意味無価値無駄無駄無駄。そういう駄なる記憶をわざわざ提供し、わざわざ購入する。それが今回の《駄記憶》計画です。
どんな内容であろうと人の記憶に「駄」をつけるのもどうかと思いますが、あくまでお遊びということでお許しくださいまし。さてその駄記憶計画の方法なのですが。
今手元に12個の駄記憶がテキストとして集まっております。その「駄なる記憶」に、ちょっとだけレイアウト的なことをして、駄記憶のロゴを入れた画像データを作りました。
このデータを、コンビニのネットワークプリントへと放流しました。
誰でもコンビニのマルチコピー機を使えばその駄記憶を覗き見ることができたんですが……。
●駄記憶の入手方法
残念ながらすべてのコンビニで駄記憶は忘れ去られました。
最初に生まれた駄記憶を見ることはもうできません。
記憶ってこんなものですよね。
乗り遅れてしまった方。乗り遅れたからといってなんの不利益もこうむりません。ま、こんなものですよ。駄記憶ですから。
●駄記憶の配信
もし駄記憶をして、自らも駄記憶を配信したいと思った皆さん。あるいはなんかわからんけどやってみたい。そんな大胆なことを思われた方に朗報です。誰でも簡単に駄記憶の配信が可能です。
まずは駄記憶を制作。およそ140字程度の駄記憶ができましたら、それに『駄記憶』とだけどこかに記入していただければそれでよし。
この駄記憶をアップロードすれば、それで準備OK(ここまで無料)。
*やり方は以下のリンクに
セブンイレブン
>https://www.printing.ne.jp/index_p.html
ファミマ・ローソン・ポプラ
>https://networkprint.ne.jp/sharp_netprint/ja/top.aspx
アップロードしたら、あとはTwitterにハッシュタグ「#駄記憶」をつけ、プリント予約番号と、何日までプリントアウト出来るかをtweetするだけでこの遊びに参加できるわけです。誰かがそれをプリントして読むかどうか、それはわかりませんが、空き瓶にメッセージを入れて海に流すよりは高確率で誰かの目に触れるのでは。
以上が『駄記憶計画』のすべてです。
馬鹿馬鹿しいお遊びに付き合って駄記憶を提供くださった十一名の皆様。そして、それに参加してここまでお付き合いしてくださった皆様。
本当にありがたく思っております。
それではまた何かバカバカしいたくらみでお会いしましょう。