労働と身体性
野良シゴトを始めて約15年。
夏草の異様な生命力や
土の重さ、泥臭さ、云々…。
単に年のせいだけではなくて
身体の動きもずいぶん変わったもんだな、
と、いやでも実感します。
スタジオに篭れば絵を描くように。
とりとめのない落書きもあれば
いくつかの糸口を見出せるデッサンもあり
一見きれいでも不要な線は消して
逆に変だな、と思っても描いてみる。
紡いで織りなし、
どこが完成とは言えないまでも
おどりは
ワタクシという曖昧な存在と
直接向かい合うことのできる唯一の手段。
浮遊と沈殿を漂う、久しぶりの2時間。