「新たな取り組み」 に参加するとどうなるか?
今、こんな募集をしてます。
募集内容詳細は、リンク先を御参照いただくとして、私は参加するとどうなるか?について書きます。
参加して「やる」ことは次の内容です。
私はまず調達・購買部門で働く人が集う交流会に参加しました。当時、私の悩みをひと言で表現すれば「このままでいいのかな~」です。
交流会に参加して、運営スタッフが募集されていたので、すぐに応募!交流会イベントの企画検討で提案すると「それ(自分で)やってください」と、自分で話をすることになりました。
初めて人前、それも社内ではなく、社外の人ばかりの場でする話。緊張したし、プレッシャーも感じました。でもやって良かった。元々感じていた「このままでいいのかな~」に主語を加えることができました。
「私は」このままでいいのかな~
当時の資料を見返すと恥ずかしくなります。参加し始めた頃、ファシリテーターをしてくださった方の討議進行と内容まとめの巧みさに驚かされました。世の中には、こんなに高いスキルで調達・購買業務に携わっている人がいる。振り返って自分はどう?まだまだ成長しなきゃと心底感じた衝撃は、今でも忘れることができません。そして私の考えは次のステージに移行します。
私は「何を」すべきかな~
最初は、イベント運営で企画を提案して、講演みたいなことをしたり、調達・購買業務にまつわるケーススタディを作ったり。3ヶ月に一度のイベントでも、次から次へと「やらなきゃいけないこと」ができました。ぐうたらな私には、イベントを企画・運営しなきゃいけない弱い強制力が、心地よい叱咤激励になりました。
具体的な参加例
参加者のお気持ち次第です。以下の例は、あくまでこれまでの実績です。
参加するとどうなるか?
調達・購買業務に携わる人の交流会に出席して、運営にも参加してから、従来とは違う人生になりました。
交流会で知り合った人から紹介されて転職したり、有料セミナーで講義をしたり。今は独立開業して、調達・購買部門向けコンサルティングや、企業向け研修を行っています。現在私がやっていること全てのスタートが、交流会への参加でした。
独立志向がない、勤務先での仕事で満足している方にもメリットはあります。同じ会社に長く勤めると、自分の常識=会社の常識です。社内で生き抜くには必要です。しかし調達・購買部門は、社外企業と日常的に高頻度でコミュニケーションを重ねながら業務を進めます。
日常的に仕事を進める中で、自分や自社の常識と、社外企業の常識に著しく大きなギャップが生じると、調達・購買不全状態に陥ります。ここで重要なポイントは「著しく大きなギャップ」です。
会社が違うので、ギャップは絶対にあるものです。調達・購買部門で行われるサプライヤマネジメントは、会社間に存在するギャップの緩衝材です。違いをふまえてお互いの事情を理解することが円滑な取引の基盤です。
ところが「著しく大きなギャップ」が生じると、問題が発生します。たとえば発注先が自社の要望を聞きいれてくれない。「著しく大きなギャップ」とは、双方でギャップを埋める努力を行わない状態です。最悪の場合、発注先から納入しないとか、問い合わせに回答しない事態に陥るのです。
私が交流会に参加したとき、勤務先の状況が、他の企業と比較してどうか?が気になっていました。そして交流会に参加した方との会話を通じて、極めて「普通」な調達・購買部門だなと思いました。大きく進んでいることも遅れていることもなく「普通」です。
普通だからこそ、遅れないように、より進んだ取り組みを実践する課題がわかりました。交流会では、私が「わからない」と発すれば、答えてくれる人がたくさんいました。参加する方とのコミュニケーションも、自分の考えをブラッシュアップしたり、軌道修正したりするネタになります。独立志向がなくても、企業に勤めながらでも、こういった取り組みに参加する意義は十分にあるのです。
皆様の御参加、お待ちしております。