見出し画像

「Familiar」単独ライブ後記

12月10日
3rdアルバム「Familiar」リリース単独ライブ
at 渋谷WWW

無事完走しました。

去年の11月にアルバム制作とライブ開催を発表して、
自分と自分の曲を信じ続けた一年でしたが、
なんとかゴールテープを切ることができました。
ホントによかった。

「自分を信じる」と書くと、一言ですが、
長期間続けると、思った以上に信じられてないことがわかって、
何度も「どうせ自分なんて・・」と落ちそうになったんですが、
そういう時ほど人のありがたみが感じられて、

バンドメンバーが企画や楽曲を我が事のように考えてくれたり
企画を手伝ったくれる人が現れたり、
家族が息抜きに誘ってくれたり。

本当にありがたかったです。
ありがとうの百万倍くらいの語彙が欲しいです。

もう少し若かったら、たとえどれだけやっても、
もっとこうしていれば、とか、もっとやれた、とか自分を責めていたと思うし、
もう少し歳をとっていたら、ここまでのリスクは取らなかったかもしれないし、
まぁ、パラレルワールドのことはわからないですが、

今しかできない曲を作って、リリース、ライブの開催の仕方をして、
そうでなければ出会わなかった人たちと、今できるベストな状態で
同じ時間と空間を共有できたと思っています。

時間と空間、というのはご来場いただいた方に限らず、
これまでのプロセスをSNSで見てくれてた方々、
関わってくれたエンジニア、プレイヤー、シンガーの方々、
共演者の方々、お手伝いいただいた方々、
1年間本当に、お付き合いありがとうございました。
ありがとうの百万倍くらいの語彙が欲しいです。


一昨年に1stアルバムを出すときに、
自分が作詞作曲とライブをする理由ってなんなんだろうな?
と考えながらやってきて、こないだ思ったのは、
いま目の前にいる人に、寄り添い、癒す、って事なのかなと。

最初は自分のためにやってたなと思うんですけど、
まあそもそも自分が健やかでないと人にも提供できないよなと思うので、
巡り巡って、本質的にはそういうことかなと。

この場合の癒しって、いわゆるリラックスする、とは違くて、
その人により健やかなあり方になってもらう、て事なので
自分でも気がついてない痛みとか、傷を見なければいけない時もあるし、
楽しい、気持ちいいだけじゃないと思うんですが、

そういう時でも、それ自体全く問題ではなくて、
今までベストを尽くしてきたし、
そもそも生きてないと酸いも甘いも感じられないわけで、
そういうのもひっくるめて受け入れて、
その人自身が、その人の人生を進んでいけるようになって欲しいなと。

僕の表現を鑑賞することで、そうなってもらうことが、
一番の目的なんだと思います。

今のところ、それが一番上手にできるのが音楽だから、
音楽をやっているけど、もしかしたら、
もっとそれがうまくできることがあったら、
音楽じゃなくなるかもしれないけど、

や、でもわかんない、
もうステージ上で味わう「あの」感覚を知ってしまったから、
もう音楽を辞めることはないかもしれない。笑


短いスパンでリリースをたくさんしたので、
ひとまずアルバム制作はいったん考えず、
2025年は曲作りとライブを中心にしようと思います。

あ、その前に、ライブ写真を特設サイトで見られるようにするし、
今回の単独ライブはレコーディングしているので、
その模様は、なんらかの形で聴いてもらえるようにしようと思います。
またそちらも各SNSでお知らせしますね。

ではでは、またお会いしましょうね。
それまでどうかお元気で。

牧野 容也

牧野容也 3rdアルバム「Familiar」単独リリースライブat渋谷 WWW

セットリスト

・1stステージ
むすんでひらいて
Build it up
歌って踊って

花籠
鬼さんこちら
あっちの水

・2ndステージ
ミエナイチカラ(ギター部)
キッチン(ギター部)
ここにおいでwith浮
駆けるwith浮
ゆれる chorus浮
偏西風 chorus浮
秘密withわがつま
街 feat.わがつま
パレードwithわがつま

・アンコール
ことば
グッドバイ

【出演】
Vo Gt牧野容也
Pf Gt谷口雄
Ba Gtカナミネケイタロウ
Dr Gtあだち麗三郎
Vlnイガキアキコ
Vib影山朋子
Voわがつま
Vo浮

DJ:HAPPFAT
VJ:onnacodomo

音響:垣内英実
モニター:飯塚晃弘
照明:吉行りん
録音:三八亭と影
撮影:青柳ゆり
アシスタント:長谷川拓実
スペシャルサンクス:風間萌


いいなと思ったら応援しよう!