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【持たない選択】ミニマリストに『なりたくない』私が見つけた、すっきり暮らしの法則

物を捨てるのが怖い、でも散らかってるのも嫌。そんな中間層の代表として、半年間「究極の片付け」に挑戦してみました。

結論から言うと、「ミニマリストにならなくても、すっきり暮らせる」んです。

なぜ、この記事を書いたのか


「持たない暮らし」の記事って、だいたいこんな感じですよね。
- 全部捨てました
- スッキリしました
- 人生変わりました

でも、私にはできませんでした。むしろ、やればやるほど苦しくなって...。

そんな時、ある事実に気づいたんです。
「持たない暮らし」を目指す人の83%が、3ヶ月以内に挫折している

これって、私たちの何かが間違ってるんじゃない?

私の場合:物を減らすほど、不安になった理由


実は、去年の今頃。私も「ミニマリスト養成講座」なんてものを受けていました(今思えば、笑)。
そこで言われた「理想の部屋」に近づけようと、必死で物を減らしました。

1週目:
- 本棚から古い本を50冊処分
- クローゼットの服を半分に
- 思い出の品も容赦なく...

結果?めちゃくちゃ不安になりました。

なぜって、物を手放すたびに、自分の一部を失っている気がしたんです。

転機:モノと私の「ちょうどいい」関係


そんな時、古い日記を見つけました。
10年前の私が書いていた夢。
「いつか、この本を読み返したい」

その瞬間、ハッとしたんです。
私がほしかったのは「物が少ない暮らし」じゃなくて、「自分らしい暮らし」だったんだ。

新しい発見:「持たない」と「すっきり」は別物だった


そこから、私なりの実験を始めました。

1. まず、「理想の暮らし」を数値化

- 朝の支度:15分以内
- 掃除時間:週2時間まで
- 探し物:月3回まで


2. 次に、物を3つのカテゴリーに分類

A:毎日使う(手の届く場所に置く)
B:時々使う(収納に入れる)
C:たまに使う(別の場所に保管)


3. そして、驚くべき事実に気づきました
物の量は減らしてないのに、探し物の時間が70%も減った

「すっきり暮らし」の新しい方程式


半年間の試行錯誤から見えてきた、意外な法則があります。

1. 「捨てる」より「整理する」が大事


- 本当に必要な物が分かる
- 無駄な買い物が減る
- 心の余裕が生まれる

2. 「時間」で考える


- 「物の数」より「探す時間」
- 「見た目」より「使い勝手」
- 「理想」より「現実」

3. 「完璧」を手放す


- 8割でいい
- 失敗も学び
- 楽しむことが一番

具体的な成果:数字で見る変化


ビフォー
- 朝の支度:30分
- 掃除時間:週4時間
- 探し物:月10回

アフター
- 朝の支度:12分(-60%)
- 掃除時間:週1.5時間(-63%)
- 探し物:月2回(-80%)

物を減らさなくても、人生は変わる


一番の学びは、「持たない」ことより「整理する」ことの方が大切だったということ。

例えば、私の本棚。
今も200冊以上ありますが、カテゴリー分けと定位置管理で、読みたい本がすぐ見つかります。

服も50着以上あります。
でも、「用途別」「季節別」に整理したら、コーディネートの時間が激減。

明日からできる、3つのステップ


1. 15分ルール

   - 毎日15分だけ、気になる場所を整理
   - 完璧を目指さない
   - 続けることに意味がある

2. 「わからない」を「わかる」に

   - 物の定位置を決める
   - ラベリングする
   - 家族にも共有する

3. 見直しのタイミング

   - 3ヶ月に1回
   - 使用頻度をチェック
   - 必要に応じて配置変更

おわりに:あなたらしい「すっきり」を見つけよう


完璧なミニマリストになれなくても、大丈夫。
むしろ、自分らしい暮らし方を見つけることの方が、ずっと大切。

今日からできること:
- 15分だけ、気になる場所を整理してみる
- 「これでいい」を口に出して言ってみる
- 小さな変化を喜んでみる

あなたの「ちょうどいい」は、きっと私とは違うはず。
でも、それを探す旅を楽しんでほしい。

それが、本当の意味での「すっきり暮らし」なんだと思います。

物を持つことに罪悪感を感じている人、この記事があなたの心の整理のきっかけになれば嬉しいです。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと😽
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