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「好きな人の前だと素が出せない」のが楽になった理由について【関係の本質】
「なんか、いつもと違う感じがするね」
好きな人にそう言われた時、胸が少し痛んだ。
自分でも、わかっている。普段の友達と話す時の自然な会話とは違う。声も表情も、全てが演技のように感じる。気づけば相手の反応を確かめながら、「いい人」を演じている自分がいる。
ココナラで約1000件相談を受けてきて、この「素が出せない」という悩みは、恋愛の根本的な課題なんだと気づきました。みんなここでつらい思いをしていた。
素の自分を隠してしまう理由
人は好きな人の前で、なぜ自然体でいられなくなるのか。
それは、相手との関係を失いたくない気持ちが強すぎるから。関係が壊れるかもしれない不安が、自然な言動を邪魔する。まるで面接試験のように、一つ一つの言葉を選んでしまう。
でも、それは本当に正しいことなのだろうか。
「いい人」を演じることの代償
普段の自分は、そこまで取り澄ました人間じゃない。
むしろ、けっこうだらしない部分もある。
たまには人の悪口も言うし、愚痴もこぼす。
でも好きな人の前では、その全てを隠そうとする。
「完璧な自分」でいたくて、素の部分を見せられない。
その結果、会話は表面的になり、
本当の共感や理解が生まれにくくなる。
まるで、ガラスの向こう側で話をしているような感覚。
変化のきっかけは、ある「失敗」から
転機は、思いがけない瞬間に訪れた。
仕事で大きなミスをして、落ち込んでいた日。
好きな人と会う約束があったけど、いつものように取り繕う元気もなかった。
「今日は本当に疲れてて...」
そう素直に伝えたら、相手は意外な反応を見せた。
「そっかぁ。私も似たような経験あるよ」
その時、初めて本音で話せた気がした。
「素」の自分を受け入れる勇気
人は誰でも、完璧じゃない部分を持っている。
それは、好きな人だって同じこと。
むしろ、お互いの不完全さを知ることで、
本当の信頼関係が築けるのかもしれない。
素の自分を見せるのは、確かに怖い。
でも、それは相手を信じる一歩でもある。
関係性が変わり始めた瞬間
最近、好きな人との会話が少し変わってきた。
無理に話題を探さなくても、
自然と言葉が出てくるようになった。
相手の反応を気にしすぎず、
思ったことを素直に言えるようになった。
すると不思議なことに、
会話が続くようになった。
相手のことも、より深く知れるようになった。
本当の関係性について
結局、人との関係で大切なのは、
互いをどれだけ理解し合えるか、ということなのかもしれない。
完璧な自分を演じることは、
相手との距離を遠ざけてしまう。
むしろ、等身大の自分でいることが、
本当の関係を築く一歩になる。
追伸:
この記事を読んでいるあなたへ。
好きな人の前で素が出せないのは、
その人のことを大切に思っている証。
でも、本当に大切な人だからこそ、
素直な自分を少しずつ見せていっていい。
そうすれば、きっともっと深い関係が築けるはず。
それは、お互いを理解し合える、本物の関係。
完璧な自分じゃなくていい。
素の自分で、十分魅力的なんだから。
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