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なんで「かっこいい人」「キレイな人」に好かれると嬉しいんだろう?
最近、ちょっと気になる夢を見た。
憧れてた大学に通ってて、そこにはめちゃくちゃ可愛い子がいた。いや、実際の大学生活ではそんなに接点なかったんだけど、夢の中ではなぜか話しかけてくれて、普通に楽しく会話してたんだよね。で、目が覚めた瞬間、「なんで俺、こんなに嬉しいんだ?」って思った。
実際、現実では他の男子がその子と仲良くしてて、「いいなぁ…俺もあんな風に話したかったな…」ってモヤモヤしてたのに。夢の中ではそれが叶ったから、変な話、ちょっと満足感があったんだよね。でも、よく考えると「なんで俺はこんなに“かっこいい人”とか“綺麗な人”に好かれることを望んでるんだ?」って疑問が湧いた。
これは俺だけじゃなくて、多くの人が感じることなんじゃないかと思う。
だから、今日は「なぜ人は、かっこいい人・綺麗な人に好かれると嬉しいのか?」ってことについて、ちょっと掘り下げてみたい。
かっこいい人・綺麗な人=みんなが認める価値
まず、一番シンプルな理由として、「かっこいい・綺麗=みんなが憧れる存在」っていうのがあると思う。
誰もが「素敵だな」と思う人に好かれると、自分自身の価値が上がったように感じるんだよね。「あの人が俺を選んだってことは、俺もイケてるってことじゃない?」みたいな錯覚というか、承認欲求が満たされるというか。
例えば、人気のある俳優やモデルと付き合ってる人を見ると、「すげぇな…」って思うじゃん。これって、単にその俳優やモデルが魅力的だからじゃなくて、「その人に選ばれるほどの価値がある人」っていう風に見えるからなんだよね。
俺も正直、「あの可愛い子と普通に話せる男になりたかったな」と思うことがある。別に付き合いたいとかじゃなくて、ただその輪の中にいられるだけで、「自分って悪くないな」って思えそうだから。
自分の憧れが投影されるから
もうひとつの理由は、「自分がなりたい姿を、その人たちに投影しているから」かもしれない。
例えば、スポーツ万能でかっこいい男子、頭が良くてスマートな男子、ユーモアがあってみんなに好かれる男子…そういう存在に憧れたことない?
で、その憧れの対象と仲良くなれたら、「俺もそっち側の人間になれるんじゃないか」って期待しちゃうんだよね。
かっこいい人や綺麗な人って、いわば「理想の世界の住人」なんだよ。俺たちは、そこに入りたくて仕方がない。
だから、夢の中で可愛い子と話してただけなのに、俺は「嬉しい」って思ったんだろうな。夢の中の俺は、普段の自分じゃなくて、もうちょっとスマートで、気の利いたことが言えて、彼女と自然に会話ができる俺だったから。
本能的な「選ばれたい」欲求
ここまではわりと心理的な話だったけど、もっとシンプルに考えると、これは本能的な話でもあると思う。
進化論的に見ると、人間って「魅力的なパートナーを得る」ことが、生存戦略としてめちゃくちゃ大事だったわけじゃん。だから、魅力的な異性に選ばれる=自分が価値のある存在っていう認識が、もうDNAレベルで刷り込まれてるんじゃないかと思う。
たとえば、動物の世界でも、オスはメスにアピールするために派手な羽を持ってたり、力を誇示したりする。人間もそれと同じで、「かっこいい人・綺麗な人に選ばれる」ことが、無意識のうちに「自分の価値を証明すること」に繋がってるんだと思う。
だから、可愛い子が他の男子と仲良くしてたら、「ずるいなぁ…」って思うし、夢の中で自分がその立場になれたら「よっしゃ!」って気分になるんだろうな。
でも、本当に大事なのは…?
とはいえ、ここまで考えてみると、なんか俺たちって、めっちゃ他人軸で動いてるよな、って思ったんだよね。
結局、「かっこいい人・綺麗な人に好かれたい」っていう気持ちは、突き詰めると「他人の評価に左右されてる自分」ってことでもある。
本当に大事なのは、「誰に好かれるか」よりも、「自分がどうありたいか」なんじゃないか?
例えば、俺は夢の中で可愛い子と話してる自分を見て、「こういう自分になりたい」って思った。つまり、大事なのは「誰に好かれるか」じゃなくて、「どんな自分になりたいか」なんだよね。
可愛い子が話しかけてくれたことでテンションが上がるのは全然OK。けど、それをゴールにしちゃうと、自分の価値を他人に委ねることになる。それって、結構しんどくない?
「憧れの人と話せたら嬉しい」よりも、「自分が憧れる自分になりたい」っていう方向に意識をシフトできたら、もっと楽に生きられる気がする。
憧れは、目指すためにあるもの
「かっこいい人・綺麗な人に好かれると嬉しい」のは、
みんなが認める価値を得たように感じるから
自分の理想を投影しているから
そんで、本能的に「選ばれたい」欲求があるから
でも、結局それって「他人の目を気にしすぎてる状態」でもあるんだよね。
だから、もし「憧れの人に好かれたい!」って思ったら、まずは「その人に釣り合うような自分になるにはどうしたらいいか?」って考えるのが大事なのかもしれない。
夢の中の俺は、ちょっと自信があって、自然体で話せてた。
なら、そういう自分を現実でも目指せばいいだけの話。
憧れの人は、遠くから眺めるためじゃなくて、「自分もそっち側に行くための目標」にするためにいるんだろうな。
というわけで、今日からちょっとずつ、憧れの自分に近づけるように頑張ることにするよ。
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