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冷たくて曇ってても、空気が気持ちいい朝が好き

寒い朝。布団の中は天国みたいにあったかいし、外に出るのが億劫になる。でも、思い切って冬の空気に飛び込んでみると、なんだかちょっと違う感覚になる。

冷たい風が肌を刺すようでいて、逆にシャキッとする感じ。息を吸い込むと、夏にはない澄んだ香りがする。土の匂い、木々の匂い、冬の朝にしかない透明感。寒さはたしかにキツいけど、その中にある心地よさを見つけたとき、なんとも言えない気分になる。

冬の空気って、なんでこんなに特別なんだろう。

寒さはつらい。でも、それだけじゃない


寒いって、単純に考えれば「辛いもの」だ。手がかじかむし、耳が痛くなるし、何もかもが億劫になる。でも、それって「ただの不快」ではない気がする。

たとえば、熱いお風呂に入ったあとに感じる寒さは、ちょっと気持ちいい。運動して火照った体に冷たい空気が当たると、リフレッシュする感じがある。冬の寒さって、ただの「避けるべきもの」じゃなくて、組み合わせ次第で心地よくもなるものなんだよね。

それに、寒いからこそ味わえるものもある。あったかい飲み物がより美味しく感じたり、体を動かすことで身体が目覚める感覚をダイレクトに味わえたり。

寒さがつらいだけなら、人はこんなに冬を楽しめるはずがない。

冬の空気に飛び込んでみると、世界が違って見える


寒い朝、意を決して外に出てみると、「あれ? なんかいいな」と思う瞬間がある。

たとえば、まだ誰も歩いていない静かな道。空気が凛としていて、余計な音がなくて、なんだか世界が洗い流されたみたいな気がする。夏にはなかった透明感があって、自分の呼吸すらはっきり感じる。

冬の朝に外を歩くと、ちょっとだけ「自分が世界の一部になってる感覚」がある。頭が冴えて、普段考えないようなことをふと思いついたりする。

家にこもってたら思いつかなかったことが、歩いてるだけで「ふっ」と浮かんでくる。これが冬の空気の持つ力なのかもしれない。

寒いときほど、体が軽くなる?


冬の朝に歩くと気づくことがある。意外と体が動きやすい。

夏だと、暑さで体がだるくなったり、汗をかいてベタベタして気持ち悪くなったりする。でも、冬は寒さでキュッと引き締まって、動きやすい。最初の一歩こそ冷たくて辛いけど、ちょっと動けばむしろちょうどいいくらいになる。

あと、寒いからこそ「体を動かす理由」が生まれるのも面白い。手をこすったり、足踏みしたり、自然と動くことで温まる。寒さをただ受け入れるんじゃなくて、「自分の動きで変えられるもの」だと実感できると、ちょっと楽しくなってくる。

「つらいものの中に魅力がある」ってこういうことかも


「良薬口に苦し」という言葉があるけど、冬の寒さにもそれに似たものがあるのかもしれない。

たとえば、運動もそうだ。走るのはしんどい。でも、走ったあとのスッキリ感はたまらない。勉強や仕事もそう。最初は嫌だけど、やってみると意外とハマるし、終わったあとの達成感がある。

「辛いけど、だからこそ価値があるもの」って、この世の中にはたくさんある。

冬の寒さもそのひとつ。辛いけど、ちょっとだけ勇気を出して飛び込んでみると、思ったより心地よかったりする。むしろ、寒さがあるからこそ気づけることがある。

冬の朝、ちょっとだけ外に出てみる?

布団の中でぬくぬくしているのは最高。でも、たまには思い切って冬の朝の空気に触れてみると、ちょっとだけ違う気分になれる。

寒いけど、空気が澄んでいて、なんだか特別な感じがする。動けば体が温まるし、寒さがあるからこそ感じられる心地よさがある。空気が何より美味しいんだ。

「寒いからやめておこう」と思うのもひとつの選択だけど、「寒い中に何かあるかも」と思って飛び込んでみると、意外と楽しいことが待っている。

そういうちょっとしたチャレンジを積み重ねると、冬がもっと好きになるかもしれない。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと😽
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