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頭では言いたいことがある。でも、いざ書こうとすると出てこない
なんか違うんだよなぁ。
頭では言いたいことがある。でも、いざ書こうとすると出てこない。
しゃべるときはスラスラ出るのに、文章にすると違和感がある。
「いや、もっとこう」
「いや、違う」
書いては消して、書いては消して。
これ、毎回なんだよな。note書いてても。
スピードは速くなってきたけどね。
話すときは何も考えずに言葉が出てくる。
でも書くとなると、途端に言葉が重くなる。
なんか、自分の言いたいことじゃなくなる気がする。
なんでこうなるんだろう?
考えてみた。
話すときと、書くとき。
この違いはなんなんだろう?
たぶん、話すときは「流れ」があるからだ。
会話って、止まらない。相手の反応があるし、適当に言葉を並べてもなんとかなる。
でも書くときは、一人だ。
自分の言葉だけで完結しないといけない。
しかも、一度書いたものは「残る」じゃん
だから無意識に「ちゃんとしたものを書かなきゃ」ってプレッシャーがかかる。
そんで、止まる。
じゃあ、「ちゃんとしたもの」ってなんだろう?
ちゃんと伝わること?
きれいな文章?
論理的で、スムーズな流れ?
いや、そんなの気にしてたら、そりゃ書けないわな。
話すときは、そんなこと考えてない。
「思ったこと」を、思ったまま口にしてるだけ。
だったら、書くときもそうすればいいんじゃないか?
試しに、スマホのボイスメモで話してみた。
「えーっと、思ったことが書けないんだよな。話すとスラスラ出るのに。なんでだろう? あー、たぶん、話すときは流れがあるからか。相手がいるし、間があるから適当にしゃべってもいい。でも、書くときは違う。ちゃんとしなきゃって思う。だから止まるんだよな」
で、それを文字に起こしてみた。
あれ、意外と悪くない?
こういう感じで書けばいいんじゃないか?
「書けない」と思っていたけど、本当は「書こうとしすぎていた」のかもしれない。
もっと話すように書けば、スムーズに言葉が出る。
じゃあ、なんでそれができないのか?
たぶん、「整えようとするから」だ。
話してるときは、文法なんて気にしない。
「えーっと」とか「なんかさ」とか、適当に間をつなげながら話す。
でも書くときは、そうはいかない。
「正しく」しなきゃいけない気がして、詰まる。
この「正しくしなきゃ」が、足かせになってるんじゃないか?
「間違えてもいい」と思って書いたらどうなる?
試しに、思ったまま書いてみる。
話すように、流れに任せて。
誤字があっても、文法が変でも気にしない。
とにかく、「話すように書く」。
で、できた文章を見てみる。
あれ、意外と伝わるじゃん。
てか、こっちのほうが自然じゃないか?
「書くこと」って、なんなんだろうな。
ただの記録?
伝える手段?
いや、たぶん、「考えること」だ。
話すときは、流れの中でポンポン言葉が出てくる。
でも書くときは、一度立ち止まって、「どう書くか」を考える。
だから時間がかかるし、詰まる。
でも、それって悪いことじゃないよな。
「考えながら書く」ことで、思考が整理される。
話してるときは、感覚的に言葉をつなげてるけど、
書くときは、「何が言いたいのか」をちゃんと掘り下げることになる。
だから、書いた後のほうが、言葉がクリアになるんじゃないか?
結局、「思ったことが書けない」のは、
「もっと深く考えようとしている」からかもしれない。
話すときは浅くていい。
でも書くときは、ちゃんと形にしようとするから、難しくなる。
でも、それが「書くことの意味」なんじゃないか?
だから、「書けない」って思ったときは、こう考えよう。
「今、自分は 考えてるんだな」
話すように、思ったまま書いてみる。
それをあとで見返して、整えればいい。
そうすれば、もっと自然に書けるんじゃないか?
「書けない」と悩むのは、「もっといいものを書きたい」って気持ちがあるから。
だったら、その気持ちを大事にしながら、書き続けるしかない。
最初はぎこちなくても、書き続ければ、
「自分の言葉」が見えてくるはずだ。
って、今これを書いてる途中で思ったんだけど、
結局、書いてるうちに考えが整理されるんだよな。
だから、やっぱり「書く」って大事だわ。
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