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「なんで私だけ?」と思ったら負けな3つの理由 ~被害者意識と妙な正義感の話~

「なんで私ばっかりこんな目にあうの?」

ってつぶやいたこと、人生で1度くらいありませんか?
ぼくなんて、このセリフが口癖になりかけた時期があります。

バイト先でシフトが多すぎたとき、友達が無駄にリア充アピールしてくるとき、
電車の中で隣の人の荷物がぼくの足にガンガン当たるとき…

「いやいや、なんでこの世界、俺にこんな仕打ちするわけ?」って、全方位に文句を言いたくなるあの感じ。

でも、同時にこんな声がどっかから聞こえてくるんです。

「いや、お前もそんな完璧じゃないだろ?」

被害者意識と正義感のミックスジュース

被害者意識と正義感って、実はけっこう似たような感情だと思いませんか?
• 被害者意識:「こんなの絶対おかしい!」(私が被害を受けてる!)
• 正義感:「こんなの絶対おかしい!」(誰かが間違ってる!)

どっちも「おかしい!」って怒ってるだけなんですよね。
違うのは、その矛先が自分に向いてるか、他人に向いてるか。

たとえば…
• 被害者意識のぼく:「また雨だよ、ぼく傘持ってないのに。いやマジ神様どういうつもり?」
• 正義感のぼく:「あいつ、電車で音漏れしてる。いやマジなんでこういう人いる?」

でもね、この2つが合体したときが一番やばい。
「なんでこの理不尽をぼくが正さないといけないの?」みたいな、どこにも行き場のないモヤモヤが爆発します。

被害者意識は「主人公病」の副作用?

被害者意識って、ちょっと中二病に似てるんですよね。
だって、基本的に世界のすべてが自分中心に動いてると思い込んでる。
• 世界:ランダムに雨を降らせる
• ぼく:「いや、なんでこのタイミングで雨降らせたんだよ!」
• 世界:電車に音漏れする人を配置
• ぼく:「いや、なんでぼくの隣だけこういう人を置く?」

で、被害者意識が強い人ほど、この「世界=自分の敵」みたいな感覚が強まります。
もはやRPGのラスボスと戦ってる気分。

でもね、よく考えるとこれってすごい傲慢じゃないですか?
だって、世界がそんなにぼくのこと見てるわけないじゃん。
なんなら、雨も電車も、ぼくにまったく興味ないじゃん。

妙な正義感は「脇役病」の副作用?

一方で正義感が暴走すると、「脇役病」みたいなことになります。
「いやいや、これ俺がツッコまないと誰がやるの?」っていう変な責任感。

たとえば…
• 信号無視してる人を見て、つい心の中で警察官になる
• レストランで隣の席の人が食べ物を残してるのを見て、つい説教したくなる

でも、正義感が強すぎると疲れるんですよね。
なぜなら、他人は基本的に正義に興味がないから。

ぼくが正義感を爆発させてムッとした顔をしてても、
音漏れしてる人は「おっ、この曲サイコーだな」って笑顔でノッてるんです。

ぼくたちは「なんで自分だけ」を手放せるのか

結局、被害者意識も正義感も、「自分にスポットライトを当てすぎ」なだけなんです。
だって、世界はそんなにぼくらを見てません。

そしてね、ぼくも最近気づいたんです。

「なんで自分だけ?」って考える時間が、世界一ムダ。

雨が降るときは降るし、音漏れする人は音漏れするし、
それを文句言っても、何も変わらない。

そんなことを考えてる時間があるなら、
さっさと自分の好きなことをしたほうが100倍マシです。

まぁ、そうは言っても、ぼくもまだ「なんでぼくだけ?」って思っちゃうときがあるんですけどね(笑)。
でも、それに気づいて笑えるようになっただけ、少し成長したのかも?

というわけで、これを読んでるあなたも、もし「なんで私だけ…」って思う瞬間があったら、
「あぁ、ぼくと同じこと考えてる人がここにもいたな」と笑ってみてください。

きっと、ちょっとだけラクになりますよ。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと😽
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