「あなたの強みはなんですか?」と聞かれたときの絶望感について
「あなたの強みはなんですか?」
この質問、面接でも自己啓発本でも何度も出てくるけど、毎回こう思いませんか?
「そんなもん、あるわけないやろ!」
真面目に考えれば考えるほど、「私、何にも得意じゃないんですけど?」って気持ちになりますよね。
で、何とか捻り出そうとすると、「結局、自分で言ってて虚しいな…」って自己嫌悪に陥る。
強みを探す旅が、地獄な理由
そもそも、「強み」って言葉のハードルが高すぎませんか?
たとえば、
• 絵がめちゃくちゃ上手い!とか、
• 話すだけでみんなを笑わせられる!とか、
• バリバリ仕事をこなして成果を出しまくる!とか。
そんな「分かりやすいスキル」が強みだって思い込んでるから、持ってない自分がショボく見えるんです。
でも、冷静に考えてみてください。
「分かりやすい強みがない人」のほうが、世の中では普通です!
じゃあ、本当の強みって何?
ここで逆転の発想です。
強みって、目立つスキルや特技だけじゃなくて、「あなたが自然にやっていること」の中に隠れてるものなんです。
たとえば…
• 誰かの話を聞くのが得意(でも、それを「特技」と思ったことがない)
• 空気を読むのが上手い(けど、自分では気づいてない)
• 同じお店で毎回同じメニューを頼む(実は一途でブレない性格)
え?それ、強みなの?と思うかもしれませんが、それが「あなたらしさ」です。
強みって派手なものじゃなくていいんです。
「強みはないわ!」って叫びたくなったら
強みが分からないとき、まずはこう考えてみてください。
1. あなたがやってて苦にならないことは何?
→ それが、他の人にとっては意外と難しいことかもしれません。
2. 友達に「私の良いところって何?」と聞いてみる
→ 自分では当たり前すぎて見えてない強みを教えてくれるかも。
3. 過去に「ありがとう」と言われたことを思い出してみる
→ 感謝されるポイントは、あなたの強みそのものです。
強みがないと感じるのは普通。でも…
「強みなんてない!」と思っても、それは自分が気づいていないだけ。
強みは誰にでもあります。
ただし、分かりやすい形で見えないだけで、「ちょっとした日常の中」に隠れてるんです。
だから、「私、特に強みとかないです!」って言い切りたくなったら、
その瞬間こそ、他人から見たら魅力的な部分に目を向けてみてください。
きっと、「え?そんなことで?」と思うことが、あなたの大事な強みかもしれません。
ぼくが、「え?そんなことで」と思わせてもらった話はこちらを✨