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青と蒼。空を見上げて、違いを感じた

空を見上げたとき、ふと感じることがあるんです。青と蒼、確かに似ているけれど、その感じ方には微妙な違いがある。青は、明るくて広がりを感じさせる色。まるで、どこまでも続いていく空を見ているようで、心が開かれていく感じがする。ああ、これから何かを始めようと思えるような、そんなエネルギーを感じます。

でも蒼はどうだろう。空がまだ明けきらない、少し静けさが漂う時間に見える色。青と同じく、空の色であることに変わりはないけれど、蒼にはどこか深さがあって、少しだけ寂しさも感じる。蒼を見つめていると、時間がゆっくり流れているような、心が落ち着くような感覚になるけれど、同時に何かを考え込んでしまうような、そんな感覚もある。

この二つの色が空に広がっているとき、よく自分の気持ちがどちらに引っ張られているのかを考えるんです。青の空に広がる自由な気持ちに包まれているときもあれば、蒼の静けさに浸って、少しだけ立ち止まりたくなることもある。その微妙な違いが、何だかとても心地よく感じるんですよね。

青と蒼、似てるようで全然違うんだ

もちろん、色としてはどちらも「青」なんだけど、言葉や感じ方としては微妙にニュアンスが違う。青って、どこかで常に「明るさ」を感じる色だと思うんです。空を見上げたときに感じる、広がりのある爽やかな青。でも蒼って、その「青」に少し重さが加わっている。なんだかもっと深く、しんと静かで、時間がゆっくり流れているような、そんな印象を受けるんですよね。

この「青と蒼の違い」に気づいたとき、すごく自分の心が揺さぶられたんです。だって、私たちの感情や思考って、こういう微妙な違いで揺れることがよくあるじゃないですか?そのちょっとした違いが、何かを変えるきっかけになったり、ずっと考え続けさせたりすることがあると思うんですよ。

青のような気持ち


青、という言葉を聞いたとき、私はいつも「開放感」を感じるんです。晴れた空を思い浮かべて、気持ちよく風が吹いてくるような感覚。どこか前向きで、ポジティブなエネルギーが湧き上がってくる感じ。それは何も特別なことをするわけではなくて、ただ空を見上げて、ただ深呼吸をするだけで感じられる、そんな風景を感じさせてくれます。

だけど、この「青」にも落とし穴があって、時々その「爽やかさ」に押されて、少し急ぎすぎることがあるんですよね。自分を強く前に押し出そうとして、気づかないうちにペースを乱してしまう。でも「青」ってそんな瞬間を優しく包み込んでくれる。何か失敗しても、「まあ、いいか」と思わせてくれる気がするんです。青の空は、どんなに曇っていてもすぐにまた晴れ間を見せてくれるから、心が軽くなるんですよね。

蒼のような想い


でも、蒼ってちょっと違うんです。蒼を見たとき、私はいつも少し立ち止まって考える瞬間が訪れます。それは明るさを感じるよりも、静けさに引き寄せられるような感覚。どこか深く、そして少し寂しさも感じさせる。夜空や海の色に例えられることが多いけれど、私にとって蒼はどちらかというと、感情が少し落ち着いて、でもその分、何かが見えなくなるような不安定さもある色です。

この蒼の色は、急がず焦らず、じっとしている自分を感じることができる。でもその分、心が少し重たくなる瞬間もあって、考えすぎてしまうことがあるんです。たとえば、「何か足りない」と感じる時とか、ちょっとした寂しさを抱えている時。蒼はその感情に寄り添うような色で、無理に答えを出さなくてもいい、ただ自分と向き合わせてくれる。

そして、私はその蒼を感じるたびに、何かを「考える」ことが大事なんだって思わされます。焦らず、急がず、時間をかけて少しずつ心を整理していく。蒼は、ただその瞬間の心の静けさを与えてくれるだけで、無理に動かなくてもいいんだよ、と教えてくれる気がします。

気づかないうちに、青と蒼が交差する


青と蒼は、どちらも私たちの心に強く影響を与える色だと思うんです。けれど、その違いは、日常の中でどれだけ自分の心に気づけるか、ということにも関わってくる。例えば、仕事に追われているとき、すごく前向きで「なんとかなる!」と思いたい気持ちが青のように感じることもあれば、ちょっと立ち止まって深く考えたいとき、蒼の静けさに包まれたくなる。

だけど、実はこの2つが交差する瞬間がすごく大事なんじゃないかなって思うんです。青で元気をもらったり、蒼で冷静になったりしているうちに、自分の心の中で自然とバランスが取れてくるんですよね。仕事が忙しい時、青のエネルギーに頼るけれど、その後に少し蒼を感じることで、自分を見つめ直してリセットできる。逆もまた然り、蒼で立ち止まりすぎると、ちょっと青のエネルギーが必要だと感じる。

バランスを取るために


そうやって青と蒼が交わることで、私たちの心はバランスを取るんじゃないかなと思います。どちらか一方だけを強く感じると、なんだか偏ってしまう。でも、どちらのエネルギーも適切に取り入れることで、もっと豊かな感情が生まれるんです。

たとえば、朝、少し焦りがあったり、何かを始めようとする時には、青のエネルギーが必要かもしれません。その時、青を感じることで「よし、やろう!」と気合を入れる。そして、その後に少し落ち着いて蒼を感じることで、冷静さを取り戻し、気持ちを整理する。逆に、何か悩んでいる時には蒼を感じながらその思いを受け入れて、自分の心を深く掘り下げてみる。そうした後に、少し元気を出して青を感じてみる。そうすることで、どんどん自分の気持ちのバランスが取れていくんじゃないかと思うんです。

結局、青も蒼も


どっちがいいとか悪いとか、そういう話ではないんです。青も蒼も、私たちの生活には欠かせない部分。感情が揺れ動く中で、青と蒼がどんどん交わり合って、自分をより深く理解できるようになる。どちらの色も、私たちの心の中に必ず存在していて、それをどう活かしていくかが大事だと思うんです。

この2つの色が教えてくれるのは、人生は決して一方通行ではないということ。どんなに前向きに青を感じたとしても、時には静かな蒼を感じて、自分を立て直すことが必要です。そして、どんなに蒼に包まれていても、少しずつ青を感じて前に進んでいく力を得ることができる。そうやって、私たちの心は日々変化していくんだと思います。

最近ハマってるCYHNY。スイーニーって読むんです。蒼について。

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